フルハイブリッド搭載で実燃費はどう? スタイリッシュなクーペSUV ルノー新型「アルカナ」の実力【PR】
「R.S.ライン」の名に恥じないスポーティさ
そんなことを感じながら上信越自動車道を下って東部湯の丸ICで降り、昔ながらの面影を残す海野宿に着きました。中山道と北陸道を結ぶ北国街道の宿駅として1625年に開設された海野宿では、「うだつがあがらぬ」の語源にもなっている隣の家との屋根の仕切り「うだつ」がたくさん見られます。
スタイリッシュなクーペスタイルSUVのアルカナは、こうした昔ながらの景色の中にも溶け込み、その美しい姿を堂々と見せていました。
サスペンションは、いわゆるフランス車の猫足ではありません。フランス車にしては硬めの足で、コーナリング時のロール角は小さく収まり不安定な姿勢になりにくいです。ドライブトレインのダイレクト感に見合うスポーティなサスペンションを持っていながら、それでも路面の不整を拾って乗員が揺すられるような振動は伝えてこないので、快適性は確保されています。
ドライブトレインもサスペンションも、R.S.ラインの名に恥じないスポーティさを持っているということです。
充実のADAS機能 渋滞でも疲れない!
ADAS(先進運転者支援システム)は充実していて、リアトラフィックアラート、歩行者および自転車の検知機能が付いたアクティブエマージェンシーブレーキ、セーフティディスタンスワーニングなどなど、最新技術がフル装備といえるレベルです。
インストルメントパネルに表示される先行車との車間距離は、欧米では当たり前の「秒数」で表されます。2秒間が適正とされていますが、1.7秒以上だとグリーン、1.6秒以下だとイエロー、1秒以下だとレッドになり、数字を読まなくても色で識別でき判りやすいです。
ハイウェイトラフィックジャムアシストがついてストップ&ゴーもやってくれるACCにより、行楽時期の渋滞も怖くなくなりました。
アルカナもやはり「ルノーのクルマ」
アルカナの押し出しは強くないですが、ルノーの最先端の技術を盛り込んだモデルです。それにより先進の安全性、輸入SUV最高の燃費性能、広いキャビンスペースによる長距離ドライブでの快適性の確保など、欲張ったクルマです。
全方位に高い性能を持っているにも関わらず、誰にでも運転しやすいクルマに仕上がっているところがアルカナの個性かもしれません。ルノーの例に漏れずアルカナも、長く飽きずに乗れるモデルになるでしょう。