一般道を少し走るとお腹が空いていることに気がついたので、通り沿いにあったオシャレな雰囲気が漂うレストランでランチをしました。飛び入りで入ったお店でしたが、このカレーがとっても美味でまこちゃんも満足げです。

　そしてやってきたのは、今回メインの目的地でもある「農溝の滝」。“映える”とウワサには聞いていて気になっていた有名スポットだけど、ようやく来ることができた！ 実はこのスポット、数年前にインスタグラムを発端にいきなり有名になって、一時は周辺が大渋滞するようになったほどとか。

　この日も平日にもかかわらず駐車場はけっこういっぱいで、ひっきりなしに観光客がやって来ていました。

　ところで、このスポットはよく「濃溝」と書かれているのですが、売店のお兄さんが言うには、ネットで有名になった「濃」は誤字だけど、それでも併設のお土産センターにはあえて、有名な「濃」をカンバンにも使ったとのこと。

　滝のほうも、洞窟から抜けた光がハート型に見えることで有名になったのですが、本来は亀の甲羅の手前にお坊さんが座禅を組んだ姿のように見える「亀岩の洞窟」こそ主役だと知って驚きました。

　条件が揃えば非常に神秘的な光景になるらしく、それは3月のお彼岸のころの午前6時前後にしか見られる機会がないらしいので、次はその時期にあらためて来てみたいと思いました。

　静粛性が高くて乗り心地も快適、そしてウェット性能も高いと聞くと、「何か犠牲になっている性能があるのでは？」と思われる方もいることでしょう。しかし、RV03は様々な性能を向上させながら、従来品に比べて大きく性能を向上させている部分がひとつあります。

　それが、耐摩耗性の向上です。その数値は驚きの向上率で、従来品のRV02比でなんと20%も向上したというではありませんか！　この性能は、近所のお買い物や送り迎えで毎日車を使う人や、週末に人をたくさん乗せてロングドライブに行くことも多いミニバンには特に嬉しい性能です。

　このことをまこちゃんに話すと「20%も向上させるってすごいですね！　タイヤが長持ちするなら取り替えてからずーっと使えるじゃないですか。RV03って人だけじゃなくてお財布にも優しいんですね（笑）」。

　まこちゃん上手いこと言いますね！ でも本当にその通りで、この性能向上は驚異的と言っても過言ではないと筆者は思っています。

　さらにそこからしばらく、まこちゃんがふだん仕事で移動するときのようにリアシートに座ってもらったところ、「アルファードにはよく乗せてもらうけれど、房総に来ると窓から見える景色がぜんぜん違って、大きな開放感を味わえる上に、タイヤがよくて静かで快適なおかげで、よりじっくり景色を楽しめる！」とうれしそうなご様子。

　静粛性についても、運転席と後席ではけっこう距離が離れているにもかかわらず、話し声が聞き取りやすいことにも感心していました。これはクルマのプロがよく静粛性をチェックする「会話明瞭度」のこと。さすがは声のお仕事をしているだけに目のつけどころがスルドイ！

　もちろん運転をしていた筆者も、路面の継ぎ目や段差を越えたときの衝撃が、これほどフラつかずしっかり走れるにもかかわらず、相反する性能であるはずの要素を巧みに両立していることに感心しました。

　まこちゃんも、乗り心地のよくないクルマだと、振動するたび身体が前に前にずれてしまうこともあるのに、アルファードにRV03の組み合わせだとぜんぜんそうならずに、ずっと身体を優しく包んでくれるような感覚があって、本当に快適だと喜んでいました。

　そして、夕景を見に通称「千葉フォルニア」へ。こちらもSNSですっかり有名になったポイントですが、初めてきたまこちゃんも「海外に来たみたい！」とお気に入りの様子。なんとか間に合ってヨカッタ！

　タイヤがイイとドライブはより快適で楽しいものになることを、今回のドライブであらためて実感しました。

　しかも、しっかり走れて乗り心地がよくて静かで快適性が高いという優れた性能がずっと長持ちするのもRV03の偉いところ。従来品比（RV02）の静粛性能では運転席ロードノイズ9％低減、2列目で15％低減、3列目で13％低減されているとのことなので、走り始めてすぐに感じ静けさにも納得できます。

　ちなみに、今回はラージミニバンのアルファードにRV03を装着して試しましたが、コンパクトミニバンや軽ハイトワゴン専用の「ブルーアースRV RV03CK」も同時発売されています。こちらはウェットグリップ性能が従来品のbからaにワンランクアップしているそうなので、RV03の性能の高さを見る限り、こちらのモデルの実力も相当にスグレモノであることは間違いなさそうです。

　毎日の安心安全な運転のために、快適なロングドライブのために。ヨコハマ「ブルーアースRV RV03」はまこちゃんもイチオシです！

［Text：岡本幸一郎　Photo：茂呂幸正］