日産「ノートオーテッククロスオーバー」は乗る⼈全員が主役!信州のリゾート地へ赴くプレミアムなドライブ体験で検証【PR】
ノートオーテッククロスオーバーの上質さは後部座席にも宿る
それではリアシートの乗り心地はどうなのでしょうか。一度界アルプスにチェックインした後、長野自動車道を南下して松本市にあるカフェ「KAJIYA」までの道中でそれを試すことにしました。運転をえみりさんに代わってもらい、その後に座ってみます。
驚いたのはそのスペースで、えみりさんのドラポジで身長180cmのワタクシが座っても窮屈さはまったくありません。膝がバックレスト裏側に当たることなく自然な体勢が取れます。正直座る前は多少の窮屈さは我慢しないと、と思っていたのですが、その必要はありませんでした。
乗り心地も決して悪くなく、多少フロントシートよりも細かいピッチングを感じますが許容範囲。ファミリードライブでも家族から不満の声は上がらなそうです。
ちなみに、ステアリングを握ったえみりさんは終始ご機嫌。スムーズなステアリング捌きは運転に慣れていることの証明で、操作系の扱いやすさを気に入ったようでずっと運転していられると言っていました。そしてドライブモードをECOからノーマルにすると、さらに目が輝いたのがわかりました。
築130年の古民家カフェで感じる田舎体験
松本市に到着し快適なドライブを楽しんでると、古民家カフェ「KAJIYA」に到着しました。
古民家カフェ「KAJIYA」はその名からもわかるように、築130年の古民家をリノベーションしています。リノベと言っても外観や内装のほとんどは当時の雰囲気のままで、まるで昭和を飛び越え、一気に明治、大正時代にトリップしたような気分になります。
中でも縁側の席は特等席で、信州の自然を目に喉を潤すことができました。今回はカフェだけの利用でしたが、地元のオーガニック料理なんかも食べられるとのこと。次回はぜひそんな使い方をしたいと強く思いました。
取材協力:KAJIYAカフェ
所在地:長野県松本市五常6437
電話: 0263-64-3387
最低地上高アップの影響を感じさせないハンドリング性能
ここまで一般道と高速道路をステージにその走りを堪能してきましたが、ワインディングはどうなのか? と言うことで、新たなコースに入ることに。古民家カフェ「KAJIYA」から高ボッチ高原 見晴しの丘までのルートです。
興味の対象はノートオーテッククロスオーバーのハンドリング。+25mmでノートとどうれくらい変わるのか気になります。
高ボッチ高原 見晴しの丘は塩尻インターチェンジからワインディングを上っていきますが、そこでのハンドリングは実に爽快。ジワっとステアリングを切り始めるとリニアに荷重が移動し、若干ロールしながらラインをトレースしてくれます。背が高くなったことでキャビンが振られるというネガはなく、身体も揺さぶられません。
その走りにはえみりさんも驚いていて、「見た目以上にスポーティなんですね」と口にしていました。ノートオーテッククロスオーバーのハンドリングに彼女も満足のようです。
見晴しの丘が近くなってくると、荘厳な景色が広がります。眼下に広がる平野部とその向こうの連峰に驚いてしまいます。東京にいるとついつい忘れてしまう自然の景観に改めて感動です。
高くなった最低地上高と16インチの肉厚タイヤでラフロードの走行も安心
そんな場所ともなると近くに未舗装の路面があります。ですが、そんな時もノートオーテッククロスオーバーは不安をドライバーに与えません。高くなった最低地上高が物理的に走りを確実なものにしてくれると同時に、精神的にも安心させてくれます。
これなら多少のラフロードは問題ありません。16インチの肉厚タイヤが乗り心地を担保しながら、ざらついた路面にしっかりトラクションをかけながら走ってくれます。
このクルマが見た目だけでなく、ちゃんとクロスオーバー的役目をはたしてくれているのを確認しました。
界 アルプスで過ごす贅沢なひととき
信州に着いてからそんなドライブを楽しむと、あたりはもうすっかり暗がりに。美しいサンセットからはあっという間。なので、塩尻インターチェンジから長野自動車道で、再び界 アルプスへ向かいます。
日が暮れた後の界 アルプスはさらにいい雰囲気でした。暗がりにオレンジの光が心を落ち着かせます。
部屋で少しのんびりした後は食事処へ。会席料理は自然豊かな地の食材が食卓に並びます。メインの鍬の上でお肉を焼く鉄板料理を含め、ゲストを楽しませる工夫が随所にあてがわれるのがいい。目で楽しみ、舌で味わうとはまさにこのことです。
食後は大浴場。肌にやさしい温泉が一日の疲れを癒してくれる…この瞬間が日本人の楽しみかもしれません。
ロングドライブで感じたクルマ好き・運転好きの人も納得の仕上がり
と言ったのが今回のノートオーテッククロスオーバー旅。東京から片道250キロのロングドライブでした。
思うのは、このクルマの扱いやすさとスムーズな走り。それと色々なステージでの楽しさと安心感です。この余裕こそまさに大人。クルマが主張しすぎることなく、見事な相棒となってくれました。
その点はえみりさんも同感で、終始安心感があることを語っていました。EVらしからぬガソリンエンジンに似た自然な仕上がりですが、アクセルを踏み込んでいくとEVならではの加速も楽しめる…といった走りが気に入ったようです。
確かに、今回はそれがあってこその楽しいドライブになったのでしょう。ノートオーテッククロスオーバーはクルマ好き、運転好きの人も納得の仕上がりになっていました。
[Text:九島辰也 Photo/Movie:土屋勇人]