「キックス AUTECH」は自転車2台が積める!アーバン/オフの両シーンで活躍するマルチプレイヤーSUVをレポート【PR】

日産のSUV「キックス AUTECH」で初夏のサイクリングに出かけました。基準車とはひと味違う内外装が特徴の「キックス AUTECH」ですが、見かけによらない大容量の荷室も魅力なんです!

趣味と仕事を両立!? キックスAUTECHでサイクリングに行こう!

 筆者(鈴木ケンイチ)はモータージャーナリストを名乗って、自動車関連の記事を執筆しています。クルマが好きというのは当然ですが、それ以外でも自分で運転する乗りものが大好きです。

キックス AUTECH:ダークブルー/ピュアブラックツートーン

 子供のころは自転車を乗り回し、免許を取得できる世代になったらオートバイ、そしてクルマへと乗り替えてきました。最近はおじさんと言うよりおじいさんが近づく年ごろになり、健康にも良いだろうと思って数十年ぶりに自転車を購入しました。

 身体を動かすのが目的ですから、もちろんロードバイクです。暇な日などは、自宅に近い河川敷などを貧脚なりに懸命に走る日々を送っております。

 そんな折、日頃からお付き合いのあるくるまのニュースの編集者Mさんから連絡がありました。「日産のキックス AUTECHに乗って、2人でサイクリングに行きませんか?」と。まさに趣味と実益を兼ねるオファーであり、当然快諾しか選択はありません。天気の良さそうな日を狙って、愛車のロードバイクを伴ってのドライブとあいなりました。

「プレミアムスポーティ」なスタイルをコンパクトSUVで実現した

キックス AUTECHは専用の内外装で基準車のイメージとはかなり違う印象だ
素材やデザインなどを徹底的にこだわったキックス AUTECH

 さて、キックス AUTECHです。このクルマは何かといえば、コンパクトSUVである日産のキックスを、オーテックジャパンがカスタマイズした車両です。

 オーテックジャパンがどんな会社かというと、1980年代から日産のクルマをベースに、時代時代のニーズにあわせてドレスアップカーからスポーティなモデル、アウトドアを楽しむクルマ、そしてライフケアビークル(福祉車両)など、幅広いクルマを世に送り出しているところで、カスタムカーの職人さん集団といった会社です。

 同社が手掛けた近年のカスタムモデルには、車名にAUTECHというブランド名が付くことになっていて、AUTECHと名の付いたカスタムカーは、プレミアムスポーティをコンセプトに、スポーティかつ高級感漂うスタイリングを特徴としています。

 素材やデザインなどにこだわりがあるユーザーに向けて、オーテックジャパンのクラフトマンシップを存分に発揮し、隅々まで隙なく仕上げられているのが魅力となります。

 ちなみにオーテックジャパンは、神奈川県の湘南・茅ケ崎を創業の地としており、海と空をイメージしたブルーがブランドのアイコンになっていて、AUTECH車のボディカラーにも採用されてます。

日産が持つ先進の技術を惜しみなく搭載したキックス AUTECH

キックス AUTECHにはメタル調フィニッシュのプロテクターが装備されている(フロント・リア・サイド)
キックスに搭載されたe-POWERは最高出力129馬力、最大トルク260N・mを発生させる

 一方で「キックス AUTECH」のベースとなったキックスは、2020年6月に投入された日産のコンパクトSUVです。

 エンジンで発電しモーターで駆動する日産独自の電動パワートレイン「e-POWER」と、先進の運転支援技術「プロパイロット」を搭載するなど、ニッサン インテリジェント モビリティを象徴するような存在。

 このように比較的小さなボディでありながら中身は先進技術が満載で、基準車のキックスは“アクティブなSUV”というのが個人的な印象です。

 とはいえ、やはりキックスAUTECHはコンパクトSUVです。果たして、二人分のロードバイクと荷物を積むことはできるのかな? と懸念したのも正直なところ。そんなモヤモヤを抱いたまま、サイクリング当日の朝を迎えました。

スポーツバイクを立てたまま2台積める大容量な荷室に驚いた!

自転車を室内に固定する専用のバイクマウントを使用した。空いたスペースには手荷物を収納!
ロードバイク2台がスッポリ入ってしまう大容量の荷室。ただし、フロントホイールとサドルは外す必要があった
多くのスポーツバイクは前/後輪がワンタッチで外れる構造になっている

 待ち合わせ場所に愛車のロードバイクを押しながら向かっていくと、AUTECHブルーのキックスAUTECHは、遠くから見ても確かな存在感を放っています。

 ブルーに硬いメタルが混じった、ぎゅっとつまった塊といった印象で、スポーティな印象が強かったキックスが随分とプレミアムな印象に変わっています。なかなか格好良いのではないでしょうか。

 恐る恐るリアゲートを空けてみると、ラゲッジスペースにはすでにMさんの赤いロードバイクが納まっています。しかも、なんと立てたまま! 結構入ってしまうんですね。とはいえ、背の高いミニバンではありませんから、前輪とサドルは外す必要があります。

 しかし、ロードバイクは前輪が簡単に外れるようになっているので、積み込み作業はあっという間でした。運転席と助手席の間に後輪が来るように固定したので、フロントシートの前後スライドにも干渉しませんし、運転中に自転車が目に入ることもありません。

 専用のマウントとベルトを使って室内にガッチリとロードバイクを固定したので、運転中にガタガタ揺れることもありません。大事なロードバイクですから、汚れない室内に入れて運べるのは実に嬉しいものです。

高級感が漂うキックス AUTECH専用のエクステリアパーツたち

AUTECHエンブレムはリアとフロントグリルに装備される

 事前のモヤモヤが解消されたので、改めてキックス AUTECHをチェックしてみます。

 専用シグネチャーLEDやメタル調フィニッシュのバンパープロテクターなどで彩られたルックスは、すっきりと上品。ドットパターンのフォグランプフィニッシャーにはブルーのシグネチャーLEDが装着され、グリルには専用のAUTECHエンブレムも与えられています。

 サイドに回ってみると、ダークメタリック仕様のアルミホイールやメタル調フィニッシュのドアミラーが目を惹きます。キックス AUTECH専用色となるブルーのボディカラーはルーフがブラックで塗り分けられており、キックスが元々持っているスポーティなキャラクターにもマッチしています。

 スポーティでありながらもプレミアムな印象を与える佇まいがあまりにも自然なので、中にはこれが基準車なのではと勘違いしてしまう人がいるかもしれないと思ったほどです。

ドットパターンのフォグランプフィニッシャーと専用シグネチャーLED
専用17インチアルミホイール& 205/55R17 91Vタイヤ
メタル調フィニッシュのプロテクターはサイドにも奢られている

キックス AUTECH専用の内外装を写真で詳しく見る!

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