まさに“小さな高級車”新型ノートにAUTECH登場! 仕上がり度は世界基準プレミアム!【PR】

第二世代のe-POWERは力強さと高い静粛性を両立

先代のスポーツスペック以上の軽快さをサーキットで実感!

 今回ノート AUTECHではパワートレインやフットワークの変更はありません。

 先代モデルでは大人スポーツの実現のためにパワートレインは専用VCM(車両制御装置)、フットワーク系では軽快な走りの実現のためにボディ補強や専用サスペンション、専用EPS(電動パワーステアリング)制御などが施された「スポーツスペック」が用意されていたので、最初は「見た目だけの変更?」と思いました。

 しかし、いざ試乗してみると「これなら納得!!」と感じる部分も多いのです。

ノート AUTECHのe-POWERは数値以上の力強さを実感できる

エンジンで発電してモーターで走るe-POWER。走行感覚は電気自動車そのものだ
ドライブモードの切り替えスイッチがあるセンターコンソールもブルーステッチ&AUTECHエンブレム付き[クリックで拡大]

 今回の試乗車はナンバーが無いプロトタイプのため、サーキット(袖ヶ浦フォレストレースウェイ)での試乗でしたが、そのおかげで公道では試せない高速域までチェックできました。

 パワートレイン(e-POWER)は機構的には先代と同じですが、新型に試乗すると「力強さ」と「滑らかさ」の進化に驚きます。スペック的には先代の109馬力/254N.mから116馬力/280N.mにアップしていますが、体感ではそれ以上の差です。

 ドライブモードはEco(デフォルト)/ノーマル/スポーツの3タイプがありますが、サーキットでさえ「Eco」で十分だと思えるレベルで、「スポーツ」では先代スポーツスペックを超える応答性の高さと力強い加速感が味わえます。

サーキットで乗るノート AUTECHの走りは想像以上!

ノート AUTECHは快適性能と走行性能を両立した新型のプラットフォームを採用

 フットワーク系では新プラットフォーム(ボディ剛性30%アップ)や高性能・高剛性サスペンション(剛性10%アップ)や高剛性ステアリング(剛性90%アップ)などが走りに大きく効いており、正確&安定した走りを誰でも安心して体感できます。

 そのレベルはボディ/サスペンション共に専用チューニングが施された先代スポーツスペックを大きく超える一体感のあるハンドリングと、先代ノーマルモデルの快適性を高いレベルで両立させています。

 ちなみにノート AUTECHのプロトタイプモデルが装着する「ヨコハマ・ブルーアースFE」は低燃費を重視したエコタイヤですが、上記の進化したフットワークとの組み合わせで、スポーツハッチバック顔負けの気持ちいい走りが可能でした。

 つまり、先代スポーツスペックが目指した走りは、ノーマルの状態ですでに超えているのです。

ノート AUTECHは日本が世界に誇れるプレミアム・コンパクトだ!

筆者(山本シンヤ)とノート AUTECH
AUTECHエンブレムはフロントとリヤに装着される[クリックで拡大]

 ただ、個人的にはSACHS製ダンパー採用のエクストレイル AUTECHのように、更に乗り味を重視したタイヤ銘柄の採用とそれに合わせた専用セットアップのサスペンション、第2世代e-POWERのメリットをより活かした静粛性の更なるレベルアップ、高級オーディオや電動シートと言った専用アイテムなどがプラスされた「ツーリングスペック」の追加を期待したい所です。

 これだけ良い物ができてくると、更なる欲が出てしまいます(笑)。

 そろそろ結論に行きましょう。ノート AUTECHは日本車が不得意なジャンルである、「大人が似合う質の高いコンパクトカー」にしっかりと仕上がっています。

 ノート AUTECHのユーザーの多くは輸入車からの乗り換えが非常に多いそうです(何とノーマルの3倍)。それはなぜかと言うと、AUTECHの「プレミアムスポーティ」と言うコンセプトが、シッカリと実現され、ユーザーに評価されている証拠と言えるでしょう。

 そんなAUTECHの世界観を、次は皆さんがご自身で実感してみてほしいと思います。

[Text:山本シンヤ Photo:小林岳夫]

 ノート AUTECHをもっと詳しく知る! 

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Writer: 山本シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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