マツダ“新”「コンパクトSUV」がスゴイ! ジムニー級「地上高」&「エアエディション」追加! 220馬力超えの「ターボエンジン」搭載の米国「シーエックス サーティー」とは
マツダの北米法人は2025年9月18日、コンパクトSUV「CX-30(シーエックス サーティー)」の2026年モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
6人乗りステップワゴン?
マツダの北米法人は2025年9月18日、コンパクトSUV「CX-30(シーエックス サーティー)」の2026年モデルを発表しました。

CX-30は2019年に新たな基幹モデルとしてデビュー。日常ユースに重点を置いて開発されたコンパクトSUVです。マツダのラインナップで最もコンパクトなSUVは「CX-3」ですが、アメリカ市場にCX-3は導入されておらず、CX-30がその座を担っています。
ボディサイズは全長4395mm×全幅1795mm×全高1540mmで、ホイールベース2655mmです。最低地上高は200mmとスズキ「ジムニー」並です。
北米仕様のパワーユニットは2.5リッター直列4気筒ガソリンの自然吸気(NA)またはターボの2種類を設定します。最高出力・最大トルクはNAが186馬力・186lb-ft、ターボが227馬力・310lb-ftで、いずれも6速AT、4WDシステムを組み合わせています。
今回発表された2026年モデルのトピックは、新グレード「エアエディション」の追加です。既存グレード「プリファード」をベースに、フロントグリルフレームや18インチホイール、ルーフレール、ドアミラー、バッジなど外装パーツの一部をブラックで統一。ディテールの色味を絞ることで、引き締まった印象とアウトドアギアらしい機能感を両立させました。
また、インテリアは、ホワイトレザーとグレースウェードのコンビシートを採用。明るい色調が車内に抜け感をもたらし、黒基調のパーツとのコントラストが質感を引き立てます。
エントリーグレード「S」では、上級グレードに標準設定されているワイヤレス接続対応の10.25インチセンターディスプレイがオプション設定されました。
全グレード共通の改良として、ダンパーなどの見直しにより、乗り心地と操縦安定性のバランスを改善したのも2026年モデルの特徴です。
CX-30北米仕様 2026年モデルの価格は2万5975ドル(約390万円)から。2025年モデル比で最大890ドル(約13万円)の価格改定となります。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。



















































