約440万円! トヨタ“新”「“7人乗り”SUV」発表! 全長5m級の「ビッグモデル」! パワフルな2.5リッターハイブリッドもある「ハイランダー」中国に登場

トヨタと中国広州汽車の合弁会社「広汽トヨタ」は2025年9月23日、SUV「ハイランダー」の新たな2026年モデルをイベントで発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

約440万円の豪華SUV!

 トヨタと中国広州汽車の合弁会社「広汽トヨタ」は2025年9月23日、現地で生産しているSUV「ハイランダー」の新たな2026年モデルをイベントで発表しました。

約440万円でこの高級感はスゴイ!
約440万円でこの高級感はスゴイ!

 初代ハイランダーは、日本で2000年に発売された「クルーガー」の北米仕様としてデビューしました。グローバルセダン「カムリ」由来のモノコック構造により、乗用車感覚と広い室内空間を実現し、幅広いユーザーから支持されました。

 2009年から中国でも生産・販売され、双子車として一汽トヨタが手がける「クラウンクルーガー」と市場を棲み分けています。現行モデルは2019年にフルモデルチェンジを受けた4代目にあたります。

 ボディサイズは全長4965mm×全幅1930mm×全高1730mm、ホイールベースは2850mmです。中国仕様のパワーユニットは2.0リッターガソリンまたは2.5リッターハイブリッドの2種類が設定されます。

 シート配置は2-3の5人乗りまたは2-3-2の7人乗り。多彩なシートアレンジによりファミリーユースからレジャーまで幅広い用途に対応します。

 今回発表された2026年モデルのトピックスは、2.5リッターハイブリッド車のエントリーグレードにあたる「エリートエディション」の価格見直しです。

 従来の24万9800元(約500万円)から21万9800元(約440万円)へと引き下げられ、買い得感を高めました。

 求めやすいエントリーグレードでありながら、15.6インチタッチスクリーンのエンターテインメントシステム、コネクテッド機能、3ゾーン独立オートエアコン、ワイヤレス充電、先進運転支援システム「トヨタパイロット」を標準装備するなど、充実した内容になっています。

 ボディカラーは従来と同様、全5色を設定。日常で使用頻度の高い機能をエントリーグレードから底上げすることで、実用面の満足度を高め、さらに今回、価格面でも競争力を押し上げることで、新たな顧客の取り込みを図る考えです。

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Writer: 近藤 英嗣

新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

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