GR86でもスキーに行きたい!? スーチャー搭載のBRZ!? オーナーのこだわりが光る個性派カスタムカー2選

2025年9月、富士スピードウェイに86/BRZが大集結。会場にはオーナーの個性が光るカスタムカーが並びました。その中から、注目の2台に直撃。スーパーチャージャー搭載のBRZと、スキーキャリアを載せたGR86のこだわりを紹介します。

十人十色の楽しみ方!オーナー同士の交流も魅力

 2025年9月13日に富士スピードウェイで「FUJI 86/BRZ STYLE 2025 with 頭文字D」が静岡県の富士スピードウェイで開催されました。

 会場には多くのAE86、86、GR86、BRZが集結しました。

 そんな中、気になった2台のオーナーに話を聞いてみました。

スポーツカーでもスキーに行きたい!? そのこだわりとは
スポーツカーでもスキーに行きたい!? そのこだわりとは

 ノーマルで楽しむ人からがっつりカスタマイズする方まで、クルマの楽しみ方は千差万別。

 同じクルマは1台もいない。そんな多様なクルマの楽しみ方を見られるのも FUJI 86/BRZ STYLEの良いところです。

 富士スピードウェイのイベント広場横にあるP12が今年もAE86、TOYOTA86、GR86、BRZのオーナー専用の愛車自慢駐車場となりました。

 オリジナルパーミット付きでチケットが販売されましたが、あっというまに完売するほどの人気駐車エリアです。

アウトドアとスポーツを融合させるGR86とは?

 2022年式のGR86(ZN8)に乗る、ましこさん。

 真っ白なボディに程よくエアロが装着されたGR86。

 そのルーフにはなんとスキーキャリアが装着されています。

 冬を先取りしたそのスタイルに、ウインタースポーツを楽しむ取材班は大いに気になりお話しをお聞きしました。

 GR86に乗るきっかけは以前乗っていた他社のコンパクトカーが突然故障し動かなくなり途方にくれていた時、GR86が発売になったそうです。

 その時のプロモーション映像のかっこよさに一目惚れ、さらにトラストのエアロが装着されたGR86を見つけた時に「これだ!」とピンときたそうです。

 そのためフロント、サイド、リア、リアアンダー、リアウイング、マフラーともちろんフルトラスト仕様で完成しています。

 フロントバンパーに装着されているフォグランプは、Day in Day out (デイ イン デイ アウト)製で、ホワイトとイエローのバルブが選べます。

2022年式のGR86(ZN8)に乗る、ましこさん
2022年式のGR86(ZN8)に乗る、ましこさん

 ましこさんがスキーに行った際に吹雪のような状況の中、純正ヘッドライトだけでは前が見えにくくなり、イエローのフォグがほしくなったため購入したそうです。

 LEDヘッドライトは明るくて良いのですが、雪や雨の際のにはイエローフォグが有効な場合もあります。スキーを楽しんでいるましこさんには必要かつ重要なアイテムだったそうです。

 そんなスキーを楽しむために車高に関してはノーマルのまま。

 トラストのフロントリップが装着されていますが、最近はスキー場までの道路も除雪がしっかり行われているのでほとんど擦ることが無いそうです。

 タイヤはダンロップDEZ102、ホイールはAME製のGALERNA REFINO 18×8J+45というホイールです。

 ラリー車っぽくしたくもなく、かといってサーキット走行バリバリ車風にもしたく無い、定番ホイールは他の人と被る。その中で個性を活かすためにセレクトしたそうです。

 ルーフに載るキャリアはシーサッカー製で大型の吸盤でルーフに固定するタイプです。

 GR86に適合するキャリアがなかったなかで吸盤で固定するタイプなら問題なく装着できるため選んだそうです。

 今の所脱落などはもちろん無く、何日か付けたままするならば、真空にするためのポンピングをしたほうが良いそうです。このタイプならスポーツカーでも苦なくスキーに行けます。

 どのクルマも他のクルマと被ることなくオーナーのこだわりが多く見られました。雨の中でしたが専用駐車エリアには常に多く人がいて、情報交換などを楽しまれていました。

会場で唯一無二の存在感を見せるBRZとは

 2017年式BRZ(ZC6)に乗る、ゆうきさん。

 鮮やかなWRブルーのボディにカーボンボンネットやフルエアロが組まれたBRZは会場内でも目立っていました。

 フロントバンパーはROWEN、リアバンパー・カーボンボンネット・リアトランク・リアウイングは海外のカーボン製をヤフオク等で安く購入して装着しています。ブランドがさまざまですが、他にはないBRZに仕上がってします。

 カーボンボンネットの中にHKS製のスーパーチャジャーが組まれており、HKSのフラッシュエディターでコントロールしパワーパップが施され、排気はSARDの触媒からGPスポーツのマフラーへと続きます。

 ATのBRZのため低速トルクを補いたくてスーパーチャジャーを選択したとのことです。

2017年式BRZ(ZC6)に乗る、ゆうきさん
2017年式BRZ(ZC6)に乗る、ゆうきさん

 足回りはレイズのTE37タイムアタックエディションとブリヂストンのRE004アドレナリンが装着されています。

 BRZのGTグレードにはブレンボが装着されており、ブレンボのストッピングパワーにも魅力を感じGTグレードを購入したというところかもこだわりが感じられます。

 内装もブリッドのシートに追加メーターがずらりと装着されており、これぞスポーツカーという仕上がりになっています。

 一通りカスタムされたBRZですが、内装をもう少しアップグレードさせていきたいと言います。

 実はRX-8も所有しており、こちらのレストアにもお金と時間がかかっていることもあり、BRZもコツコツと順番にカスタムしていきたいとのことでした。

【画像】こだわりが凄い! 個性派カスタマイズを見る!(23枚)

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Writer: 雪岡直樹

1974年東京生まれ。フォトスタジオアシスタントを経てフリーランスのフォトグラファーへ。雑誌やWeb媒体の撮影を担当。自動車雑誌の撮影と並行してユーザーインタビューやイベントレポートを担当することで、ライターとしても活動。国内最高峰のレース「SUPER GT選手権」を長年取材。新車情報やレースレポート、イベントレポートなどを雑誌やWebに寄稿する。

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