レクサス“新”「NX」発表! 人気の「クロスオーバーSUV」に2.0リッター「直4」搭載モデルも登場! 約620万円の「新モデル」中国で発売
レクサスは中国で2025年8月23日、「NX」の新たな改良型を発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。
新NX何が変わった?
レクサスは中国で2025年8月23日、「NX」の新たな改良型を発売しました。
2014年に、SUVらしい力強さを兼ね備えたコンパクトクロスオーバーとして誕生したNXは、都会を機敏に駆け抜ける高い走行性能が好評を博し、レクサスを代表するグローバルコアモデルに成長。世界90以上の国と地域で販売されているヒット作となっています。
現行型は2021年にフルモデルチェンジを受けた2代目にあたり、今回発表されたのはその改良モデルです。

改良は主にグレード体系の見直しと新色の設定です。新たに設定された「NX200」は、従来の「NX260」に代わるエントリーグレード。NX260が2.5リッター直列4気筒エンジンを搭載していたのに対し、NX200は2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載します。
いわゆるダウンサイジングターボの効果により、小排気量で効率を高めながら、高出力を発揮。日常域から高速域まで幅広いシーンに対応します。
ハイブリッド車(HEV)の「NX350h」と、プラグインハイブリッド車(PHEV)の「NX400h+」については、バージョンの構成およびネーミングが変わりました。
NX350hは「JOY」「JOY X」「オーバートレイル」、NX400h+は「プライム」「ウルトラ」。NX200の「FUN」と合わせて全6バージョンに整理されました。従来は8バージョン展開でしたが、重複感を減らし、ラインナップを絞り込むことで、ユーザーにとって選びやすく、分かりやすい構成となりました。
価格は29万9800元(約620万円)からで、従来のスタート価格より1万9000元(約40万円)安く設定されました。新しいエントリーモデルの投入によって、NXがこれまで以上に幅広い層へ訴求する狙いがあると考えられます。
さらに、レクサスの中国市場進出20周年を記念したキャンペーンも展開されます。購入から所有、アフターサービスに至るまで、ユーザーが安心してNXを楽しめるように多角的なサポートを提供するもので、中国市場におけるブランドの存在感をさらに高める施策といえそうです。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。


































































