トヨタの「“6人乗り”SUV」公開! まさかの「2+4」配置採用した「ビッグモデル」! 「カクカクボディ」もカッコイイ「メガクルーザー」が登場

群馬パーツショー 2025にて、トヨタの大型四輪駆動車「メガクルーザー」が、自衛隊の高機動車とともに2台並んで展示されました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

トヨタ「メガクルーザー」実車公開!

 2025年7月11日より開催された「群馬パーツショー 2025」にて、トヨタの大型四輪駆動車「メガクルーザー」が、自衛隊の「高機動車」とともに2台並んで展示されました。

 普段目にする機会の少ないクルマが並ぶ姿に、多くの来場者が足を止めていました。

デカすぎる6人乗りSUV!
デカすぎる6人乗りSUV!

 会場内の自衛隊ブースを管轄していたのは、自衛隊群馬地方協力本部(通称:群馬地本)です。

 防衛省に属し、自衛官の募集や広報活動を担っています。今回は群馬トヨタグループ株式会社の協力のもと、車両展示が実現しました。

 展示されたのは、自衛隊で現在も運用されている高機動車と、ごく少数販売された、メガクルーザーの2台。なかでも、白いボディカラーが印象的なメガクルーザーが注目を集めていました。

 メガクルーザーといえば、1996年1月に登場した大型本格四輪駆動車。トヨタが開発した自衛隊納入向け「高機動車」がベースとなっています。

 主に自衛隊の活動現場で運用されているのが一般的ですが、1993年の「東京モーターショー」で一般向けのコンセプトカーが公開されると市販化を求める声が多く寄せられたことから、2001年まで販売されました。

 ボディサイズは全長5090mm×全幅2170mm×全高2075mm、ホイールベースは3395mmと圧巻のボディサイズ。

 エンジンは4.1リッターのターボディーゼル直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力170馬力を発揮します。

 車両重量は2850kgで、前2人、後ろ4人の6人乗り仕様。外観は重厚なフロントフェイスデザインでスクエアなシルエットと相まって、見る人を圧倒する存在感を放っていました。

 一方の高機動車は、OD色(通称:オリーブドラブ)のボディに10人乗りの設計となっています。

 実戦や災害支援での運用が想定された構造で、現在も自衛隊で実際に使用されている現役車両を間近に見ることができる貴重な機会となりました。

 今回、2台を並べて展示することになった背景について、担当者は次のように話しています。

「高機動車とメガクルーザーを並べるのは初めてです。全国的にもこういう展示は見たことがありません。

 ファンの方に喜んでいただけるよう、2台を対比して撮影できるような配置にしました。

『乗れるんですか?』という声も多く、どうぞと案内したところ、皆さんとても喜んでいました」

 担当者によると、この展示は「今回の3日間だけ」の限定企画であり、群馬トヨタ代表・横田氏の提案によって実現したとのことです。

※ ※ ※

 現地では、メガクルーザーと高機動車の間で記念撮影を楽しむ家族連れの姿が多く見られました。

 子どもたちが車両の前でポーズを取ったり、車内に乗り込んで笑顔で撮影するなど、来場者の反応は非常に良好でした。

 X(旧Twitter)上でも「すごい!」「かっこいい」といった気持ちが読み取れる画像投稿が多く見られ、展示のインパクトの大きさがうかがえます。

 特にメガクルーザーは生産台数が限られており、一般の展示イベントでは目にすることのできない希少なモデルです。

 自衛隊車両とそれをベースに市販化されたといわれる車両が同時に並ぶことで、構造やサイズ、用途の違いを実感できる展示内容となっていました。

 群馬地本の公式アカウントでも積極的に情報発信が行われており、SNSを見て来場したと思われる人々で会場は大いに賑わっていました。

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Writer: シープロダクション

自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。

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