スバル新型「フォレスター」“本格ハイブリッド”に人気殺到! 「ブロンズホイールが好み!」あえて“純ガソリン車”を選ぶ人も!? 404万円から買えるターボ車「SPORT」何がいい?
スバル新型「フォレスター」の受注が好調です。初のストロングハイブリッドに人気が集中するなか、あえてターボの純ガソリン車を選ぶ人も多いようです。純ガソリン車はどのような理由で選ばれているのでしょうか。
404万円から買えるターボ車「SPORT」何がいい?
2025年4月、6代目となるスバル新型「フォレスター」が発表されました。
新型フォレスターの人気ぶりが目立つのは、初設定となる「ストロングハイブリッド」です。

2.5リッター水平対向エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせたストロングハイブリッドは、一時は納車が1年待ちと言われるほど人気となっています。
一方で、1.8リッター水平対向ターボエンジンを搭載した純ガソリン車も根強く支持されています。
果たして、ターボ車はどのような理由で選ばれているのでしょうか。
2025年5月までの段階で、ストロングハイブリッドとターボの販売比率は8:2と、ストロングハイブリッドの方が売れています。
ストロングハイブリッドの良さとしては燃費性能と静粛性の高さがあげられ、その点が高く評価されているようです。
そんななか、5月単月で見てみると、ターボ車の比率は4割とされており、堅調な販売を見せているとのこと。
ターボにも魅力として、まず、車両重量が軽く軽快感のあるドライビングが楽しめることと、動力性能が優れていることがあります。
実は駆動用モーターを搭載するストロングハイブリッドよりも、軽量なターボ車のほうが0-100km/h加速が速いのです。
このような点からも、ターボ車は運転の楽しさに重点を置くユーザーから選ばれているそうです。
そして、ターボ車を選ぶユーザーの多くが先代モデルからの乗り換えユーザーとのこと。
確かに実際に運転してみると、ワインディングなどではターボ車の方がフィーリングは好印象。車両重量の違いもありますが、ストロングハイブリッドはリアオーバーバングの後ろにもバッテリーが搭載されているため、どうしても連続するコーナーではフラれ感が気になる部分があります。
新型フォレスターに軽快な走行フィーリングを求めるならば、ターボ車の方がオススメと言えそうです。
そのような乗り味の違いを考えても、ターボ車のグレード名を「SPORT(スポーツ)」としたのは納得と言えます。
さらには、パワーユニットというよりも、このスポーツというグレードが良くて選んでいるユーザーも多いんだとか。
スポーツのみに装着されるブロンズのホイールが好みでスポーツを選んだら1.8リッターターボだったという人もいるそうです。
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ストロングハイブリッドは納期が長かったり、価格が高いということもあり、比較的すぐ手に入って404万8000円からと価格が安いというネガティブな理由でターボを選んでいる訳ではなく、乗り味やグレード仕様の好みなど、ポジティブな理由で1.8リッターターボは選ばれているようです。
新型フォレスターの屋台骨はストロングハイブリッドになるかと思いますが、1.8リッターターボも根強いファンを持つモデルとなりそうです。
Writer: 西川昇吾
1997年生まれ、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。大学時代から自動車ライターとしての活動をスタートさせる。現在は新車情報のほか、自動車に関するアイテムや文化、新技術や新サービスの記事執筆も手掛ける。また自身でのモータースポーツ活動もしており、その経験を基にした車両評価も行う。
































































