トヨタ新「“3列”SUV」発表! “ラダーフレーム”の「本格モデル」に”初”のエコ仕様「ネオドライブ48V」! 全長4.7m級の「フォーチュナー&レジェンダー」印国に登場
トヨタのインド法人は2025年6月2日、SUV「フォーチュナー」と、その上級仕様にあたる「レジェンダー」に新モデル「ネオドライブ48V」を追加し、発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ新「“3列”SUV」!
トヨタのインド法人は2025年6月2日、SUV「フォーチュナー」と、その上級仕様にあたる「レジェンダー」に新モデル「ネオドライブ48V」を追加し、発売しました。

フォーチュナーとレジェンダーは、トヨタが海外で展開するラダーフレーム構造の本格派3列シートSUVです。日本でも販売されている「ハイラックス」と基本コンポーネンツを共有しています。
インド市場にフォーチュナーが投入されたのは2009年で、2015年に2代目へと進化。その上級モデルとして2021年にレジェンダーが登場しました。バンパーをはじめとする外装デザインや装備内容で差別化されています。
ボディサイズは、全長4795mm×全幅1855mm×全高1835mm、ホイールベース2745mmです。
今回新モデルとして追加された「ネオドライブ48V」は、シリーズ初の電動化モデルです。
2.8リッター直列4気筒ディーゼルエンジン(最高出力204馬力・最大トルク500Nm)に、電圧48Vのモータージェネレーターを組み合わせた、いわゆるマイルドハイブリッドシステムを搭載します。
電動ユニットの最高出力は12馬力相当で、エンジン始動時や低速域でのトルクアシスト、そして静粛性の向上に貢献します。
装備面では、フォーチュナー/レジェンダー共通で、マルチテレインセレクト(マッド・サンド・ロック・ダート・スノー)、スマートアイドルストップ・スタートシステム、360度パノラマビューカメラ、ワイヤレススマートフォン充電などを標準装備しています。
価格は、フォーチュナー ネオドライブ48Vが447万2000ルピー(約750万円)、レジェンダー ネオドライブ48Vが500万9000ルピー(約840万円)です。
同社副社長によると「インドのSUV市場は着実に成長しており、お客様は先進的な機能と差別化されたスタイルを求めています」といいます。環境負荷の低減と実用性の両立を図ったネオドライブ48Vは、インド市場におけるSUVの新たなスタンダードとして注目される存在となりそうです。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

























































































