トヨタ最新型「“プロ”エース」公開! パワフルな「最大級・商用バン」! 迫力顔&カクカクボディもイイ「マックス」英国に登場
トヨタのイギリス法人はビジネス向けイベント「カンパニー・カー・イン・アクション」に出展し、大型商用バン「プロエースマックス・エレクトリック」を展示しました。どのようなモデルなのでしょうか。
最新型「“プロ”エース」!
トヨタのイギリス法人は2025年6月11日・12日に開催されたビジネス向けイベント「カンパニー・カー・イン・アクション」(CCIA)に出展し、フル電動の最大級商用バン「プロエースマックス・エレクトリック」を展示しました。

プロエースシリーズは、トヨタが欧州で展開する商用バン。シトロエンやプジョー、フィアットなどを傘下にするステランティスグループから供給を受けるOEMモデルとなります。
大別して3つのシリーズが展開されており、そのうちで最大クラスを担うのがプロエース マックスです。
日本に2022年から正規導入されているフィアット「デュカト」の兄弟車。小型の「プロエースシティ」、中型の「プロエース」とともに商用車市場の拡大を狙って投入されました。
そのBEV(バッテリーEV)仕様となるプロエースマックス・エレクトリックは、最高出力268馬力を発生。バッテリー容量は110kWhで、最大航続距離は約420km(WLTPモード)。大柄な車体をものともしないパフォーマンスを備え、急速充電にも対応。
バッテリー充電については、0%から80%までにかかる時間はわずか45分です。ドライブモードは「ノーマル」「エコ」「パワー」の3種類あります。
実用面でも優れたパッケージングを実現しています。ボディは2種類のホイールベースと2種類のルーフ高を組み合わせた複数の仕様が用意され、用途に応じてフレキシブルに対応できる構成となっています。
運転席まわりは7インチデジタルメーターと10インチのマルチメディアディスプレイを装備。Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しており、快適な操作性を実現しています。
先進運転支援機能も充実しており、自動緊急ブレーキ、車線制御、ブラインドスポットシステム、荷室安定制御システム、横風に対応するクロスウィンドアシストなどを装備。商用バンとしてだけでなく、運転者の安全性や疲労軽減にも配慮された設計です。
商用車分野においても電動化の波が確実に押し寄せるなか、トヨタはプロエースシリーズを通じて、環境性能と実用性の両立を図った新たな選択肢を提供します。
配送だけでなく、建設・整備業や公共用途まで多様なビジネスシーンをカバーできる柔軟な一台として、欧州市場での存在感をさらに高めていくことになりそうです。
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