新車103万円! ダイハツ斬新「軽ワゴン」は驚きの“カクカクデザイン”採用! めちゃ豪華「ソファ風シート×ひろびろ内装」に注目! 超シンプルな「ムーヴ」シリーズの異端モデル“コンテ”とは!
ダイハツの「ムーヴ」シリーズには、「コンテ」という個性的なクルマが存在しました。一体どのようなクルマだったのでしょうか。
ダイハツ斬新「軽ワゴン」は驚きの“カクカクデザイン”採用!
ダイハツは2025年6月5日に、新たな軽トールワゴンとして新型「ムーヴ」を発表し、同日より発売しました。
【画像】超カッコイイ! これがダイハツ斬新「カクカク軽ワゴン」です!(12枚)
長い歴史を持つムーヴは、通常モデルのほかに「ムーヴキャンバス」などシリーズ展開されており、過去には「ムーヴコンテ」という一風変わったモデルも存在。
同車は一体どのようなクルマだったのか、その概要を紹介します。

ムーヴコンテは、かつてダイハツが製造・販売していた軽トールワゴン。
発売されたのは2008年で、その名の通りムーヴ(4代目モデル)の派生車種という位置づけで誕生しました。
ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1640mm-1655mmで、ホイールベースは2490mm。
まるで「箱」のような角ばったエクステリアが特徴的で、そのデザインのコンセプトは「スクエア+(プラス)」。
必要な機能を凝縮し、シンプルで完成度の高いスタイリングを実現しています。
また角ばらせただけでなく、ボディサイドやリアドアからは小刻みな造形や加飾を廃し、大胆な面構成を採用。
クリーンでモダンなスクエアスタイルには、広い面と面を安定してつなぐ役割を持たせた面取り処理も施し、新鮮な印象に仕上げました。
インテリアにも、エクステリアの大胆な面構成を踏襲しています。
水平基調のすっきりとした空間に、インストルメントパネルからドアトリムにつながる赤いアクセントカラードラインを施すことで、広がり感を演出。
内装色にウォームグレーを採用し、モダンで温かみのある印象としました。
ヨーロッパ家具を思わせるプレミアムソファシートには、異なる素材の組み合わせをさりげなく見せるこだわりの縫製を施すことで、高級感も漂います。
シート表皮には、ドアトリムのアクセントカラードラインとコーディネートした色彩を取り入れることにより、全体でまとまりのある車内空間となっています。
ちなみにこのシートは「プレミアムソファシート」と名付けられており、フランス人デザイナーが手掛けたもの。
ショルダー部をしっかりと張り出させるとともにシート全体にボリュームを持たせ、ソファのように上質な座り心地を楽しめる、ムーヴコンテのセールスポイントの1つです。
また運転席にはパワーエントリーシートが装備され、電動でシートスライドが可能でした。
フロントウインドウにはIRカットガラスを採用し、車内温度の上昇を抑制。
スクエアなボディの特長を生かし、広々とした前方視界も実現しています。
室内高も1350mmとゆとりがあるため、頭上に圧迫感がなく、ベンチシートとイージーコラムシフトの採用によって、足元空間が広々としているのも快適なポイントです。
さらに、ムーヴをベースとしつつもさらにボディ構造を改良することで、タイヤからボディに伝わる振動を大幅に低減。最適な位置に防音材を配置して、高い静粛性を誇りました。
くわえてサスペンション構造にも共振周波数の最適化による安定した車体挙動となるチューニングを施し、日常利用でのソフトな乗り心地を実現しています。
パワーユニットは、658cc直列3気筒エンジンと、658cc直列3気筒ターボエンジンの2種類を設定。
前者は最高出力58馬力・最大トルク65Nm、後者は最高出力64馬力・最大トルク103Nmを発揮します。
ボディカラーは全17色から選択可能で、新車当時の車両価格(消費税込)は103万9500円から167万4750円でした。
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このように4代目ムーヴの派生車種として誕生した、ムーヴコンテ。
ドレスアップモデルの「ムーヴコンテ カスタム」も展開され、都会的な艶やかさと押し出し感の強いデザインによって、こちらも人気を獲得。
しかし一度もフルモデルチェンジされることのないまま約9年間販売が続き、2017年にムーヴコンテは販売終了。
明確な後継モデルは登場せず、現在を迎えています。
又 タイトル詐欺
見出しと中身が、チグハグ