映画「ハリーポッター」シリーズのハーマイオニー役で知られる、イギリス出身の俳優、エマ・ワトソンさんがスピード違反で摘発されたとBBCが報じました。

　エマ・ワトソンさんは「ハリー・ポッターと賢者の石」でハーマイオニー・グレンジャー役に抜擢されたことを皮切りに、ハリーポッターシリーズ8作品に出演。

　その後も「美女と野獣」「ウォールフラワー」などの映画に出演するなど、世界的に有名な俳優です。

　そんな彼女が昨年2024年7月31日、イギリス・イングランドのオックスフォードの時速30マイル（約48キロ）制限区域で、愛車を時速38マイル（61キロ）で運転したそう。

　2025年7月16日（現地時間）にハイ・ウィコム治安判事裁判所にて、6か月間の免許停止と総額1044ポンド(約21万円)の支払いを命じられたといいます。

　速度の13キロオーバーというと、日本で考えるとそこまで大幅なオーバーに感じないと捉える人もいるかもしれません。

　しかしイギリスでは、街のあらゆるところにカメラが設置され、監視カメラ大国とも言われており、日本よりも交通取り締まりが厳しい傾向にあります。

　なお、裁判所によれば、ワトソンさんはすでに運転免許証に9点の違反点数がつけられていたといい、今回のスピード違反でさらに3点が加算され、合計12点で免許停止処分になりました。

　ちなみに、彼女の愛車は「青いアウディ」と報道されており、コンパクトでスポーティなハッチバック系で、Sモデルによくある5スポークデザインの大きめアルミホイールが装着されていることから「アウディ S3」であると想定されます。

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　このニュースを見たユーザーからは、「13キロオーバーで取り締まられるんだ」「もっとスピード出してると思った」とイギリスの交通取締り事情に驚く声も。

　また「反則金、高いっすね」「処分厳しいと思ったら累積溜まってたか」といった声のほか、「色々主張していたけれど、自分は守ることを守らないんですね。がっかりです」といったワトソンさんに対する厳しい声も見られました。

　なお、偶然にも同じ日に同じ裁判所で、ハリーポッター1作目でマダム・フーチを演じ、ワトソンさんとも共演したゾーイ・ワナメイカーさんも同じ判決を受け、免許停止処分を受けたと報じられています。