「ヒロミ」が“自腹”修理した「GT-R」に悲劇! まさかの「約139万円」の大赤字!? 「やってくれましたね」「なんで?」と困惑! スモーキー永田も関わった「4ドアモデル」が話題に

バラエティ番組「一攫千金!宝の山」にタレントのヒロミさんが出演。日産「スカイラインGT-R オーテックバージョン 40th ANNIVERSARY」を修理し、オークションでの1000万円越えの落札を狙います。一体どのような結果となったのでしょうか。

4ドアの日産「スカイラインGT-R」1000万超えの落札を狙う!その結果は・・・

 2025年6月2日、日本テレビで放送されたバラエティ番組「一攫千金!宝の山」にタレントのヒロミさんが出演。

 修理代の一部を自腹で支払ったという、プレミア付きのクルマがネットオークションで高額で落札され、スタジオは騒然としました。

「ヒロミ」が“自腹”修理した「GT-R」に悲劇?(Photo:時事通信フォト)
「ヒロミ」が“自腹”修理した「GT-R」に悲劇?(Photo:時事通信フォト)

 一攫千金!宝の山は、身近に眠っているモノに付加価値を加えて、お宝に変身させられるかにチャレンジするバラエティ番組。

 加藤浩次さんがMCを務め、ヒロミさんと共に長年使われずに置かれていた車両を修理・改造して復活させてネットオークションに出品します。

 前回の放送では、44年間保管されていた三菱「ランサー」を修理費込みの160万円で出品。

 当時135万円だったランサーがなんと358万円という、およそ3倍の値段で落札される展開となり、番組を盛り上げました。

 そんななか、今回勝負に挑んだクルマは、日産「スカイラインGT-R オーテックバージョン 40th ANNIVERSARY」。

 R33型がベースとなり、1998年にスカイライン誕生40周年を記念して限定400台で販売されたプレミアな1台です。

 リアスポイラーを装着せず、フロントスポイラーも小型化されるなど、外観は2ドアタイプに比べて落ち着いているものの、エンジンは直列6気筒・ツインターボの280馬力とパワフルな心臓を持っています。

 発売当時の価格は約498万円で、初代以来の4ドアだったこともあり、ファンからは人気を博しました。

 修理には「GT-Rエンジン整備の神」と称され、世界中にファンをもつスモーキー永田氏が携わりました。

 番組では、ヒロミさんが修理代の一部を自腹で出費。その費用は、車体代680万円、修理代170万円の合計850万円と、番組史上最高額がかかっており、オークションでの1000万円越えの落札を狙います。

 MCの加藤さんは「いくらになるんだろ?」と興奮する様子を見せ、ヒロミさんは「ちゃんとわかっている人見てください」と不安そうに天に祈りを捧げます。

 今回は海外のファンにも注目してほしいと14日間ネットオークションに出品。

 初日に80万円、2日目には200万円まで一気に落札価格は上昇し、盛り上がりを見せ、最終的には710万1000円で落札される結果となりました。

 番組史上最高の落札価格となったものの、結果的に139万9000円という赤字になり、渋い顔を見せるヒロミさんに、加藤さんは「やってくれましたね」と不満を漏らす場面も。

 ヒロミさんは「なんだろうなー。なんで?なんで?なんで?」と困惑する様子を隠し切れません。

 なお、落札者からは「かなりの安値で買わせていただき、誠にありがとうございます。スモーキー永田さんのエンジンというのがとても楽しみです」と感謝のメッセージが送られました。

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2件のコメント

  1. スモーキーの名前出すならオプションの名前も出しなよw

  2. この車の時価を某中古車サイトで調べると車両本体価格の最低値が718万円(1998年式 12.5万km)。
    対して最高値が1,400万円(1998年式 10.2万km)です。
    出品数が合計17台、値付け車両が14台、価格応談車両が4台、車両価格の中央値(平均価格)が「13,468.2/(17-4)」なので、約1,036万円です。

    勿論、そのTV番組で入札された方々もこの程度は調べていると思われるので、彼らは「相場-粗利益」を計算して入札するでしょう。

    中古車業者の販売価格は20%程度の粗利益を上乗せしているので中央値から祖利益分を差し引けば「1036×0.8」で業者の仕入れ価格は約828万円程度と計算できます。なのでヒロミさんが他者に落札されてしまった710万円というのはまあ妥当な線かもしれません。

    尚、工業製品で平均値を取る場合は大きく乖離した上下の値を除去してから計算するので、それと同様の手法でこの車の中央値(平均価格)を計算し直すと「(13468.2-(718+1400))/(17-6)」となるので中央値は約1,031万円。そこから粗利益の20%を差し引くと約825万円です。

    「それでも、やっぱり100万円以上損してるじゃん」とか言われそうですが、この手の車種の場合はプレミアム価格が付くので業者側は通常の粗利益よりも高い率を課していると考えます。

    ヒロミさんは芸のプロでも相場のプロではないので足元を掬われたという感じでしょうか?YouTubeで「名車再生!クラシックカー・ディーラーズ」の見すぎのようです。

    尚、どんな車でも中古車として手放す時は下手に修理をしない方が身の為です。例えば自動車メーカー系ディーラーなら不具合症状を持つ中古車を買い取りした所で、それに関わる修理費の内、工賃=人件費は社員の給与で賄えるからその分安く修理可能です。

    ヒロミさんがレストアした旧車は自分で希望価格を設定して他人に売るべきでした。かなり計算された価格で落札されているので、もしかしたらその落札者さんは中古車業界関係者の可能性もありますね。

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