街にまぎれる「覆面パトカー」どうやって見分ける? 「白いクラウン」だけじゃない!? ポイントは「雰囲気」と「運転の仕方」? 交通覆面を「カンタンに見抜く」方法とは
覆面パトカー最大の見分け方とは
では、最大の見分け方は何でしょう。
その答えは、「パトカーらしい法令遵守の走り方、雰囲気」です。

交通違反を取り締まる側のパトカーは、違反をしたり、交通ルールを破るような運転は絶対にしません。
制限速度をぴったり守って走行し、複数の車線がある場合は第一車線を走行。車線変更する場合は、合図はきっちり「3秒前」から「その行為が終わるまで」点灯。交差点の右左折時は、「30m手前」から合図を出し、交差点の左側に寄って進行します。
当然ふらついたり、無駄なブレーキやアクセルを踏んだり、みだりに車線変更することはありません。つまり「教本通り」の運転をするのです。
そして、高速道路でも同様です。少々速いペースで走っている高性能セダンを見かけることがありますが、覆面パトカーはそうした運転は基本的にはありえません。
ひたすら追い越し車線を走り続けたり、車間を詰めて前のクルマを退かすといったこともありません。
周囲のドライバーよりも、生真面目な運転をするセダンがいたら、もしかすると覆面パトカーの可能性があります。
こうした「走り方」だけでなく、クルマの雰囲気も「全体的にそれっぽい」感じがします。
警察は毎日、クルマの運転者に義務付けられている日常点検を欠かさず行っており、ライトの球切れなどの整備不良はほぼなく、車体やホイールの隅々までピカピカに保たれています。
不要なステッカーや装飾の類はひとつもなく、クルマの出で立ちも非常に真面目な雰囲気です。
しかし、違反車両を見つければ、即座に車線変更して猛追。赤色灯を点灯させたところで、覆面パトカーとしての正体を現します。
生真面目で地味な色のきれいなセダンが、突如“豹変”したかの如く急加速して追いかけてきたら、ほぼ間違いなく交通機動隊の覆面パトカーといえます。
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覆面パトカーや警察車両を見かけると、何もしていないのにちょっと怖いと思うかもしれませんが、だからといって緊張する必要はありません。いつもどおり、ルールを守っていれば、特に覆面パトカーの「御用」になることはありません。
ただし、近くに覆面パトカーや交通機動隊のパトカーがいる場合、走行中の道路で事故が増えていたり、スピード違反が多いということで、警戒して走っているのです。
「パトカーがいるということは、いつも以上に気をつけなければいけないんだな」と考え、安全運転に努めましょう。
警察庁御用達の業務用乗用車として登録されていますよね。
ハイヤーと同じく、公平にミドリナンバープレートにしないのは偽装工作扱いなのでしょうか?
業として物(又は人)を運送しなければミドリナンバーの必要はないです。警察関係業務は、それで料金をもらうような仕事ではないのでその指摘は間違っています。