三菱「新型SUV“ミニバン”」公開! 全長4.6m級の「“7人乗り”モデル」! ランエボな「高機能制御」も搭載の「エクスパンダー」尼国で登場
三菱のインドネシア法人は2025年5月16日、現地で生産しているMPV(マルチパーパスビークル=多目的車)「エクスパンダー」の新たなマイナーチェンジモデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
三菱の新SUVミニバン登場!
三菱のインドネシア法人は2025年5月16日、現地で生産しているMPV(マルチパーパスビークル=多目的車)「エクスパンダー」の新たなマイナーチェンジモデルを発表しました。

エクスパンダーは、乗用車の快適性とSUVの力強さを融合させた7人乗りのMPVとして2017年にデビュー。インドネシア市場ではファミリー層を中心に高い支持を得ており、2024年の販売台数は1万8853台。「最も売れている三菱車」としての地位を確立しています。
生産は、2017年に稼働が始まったミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(MMKI)で行われており、現地調達率は80%以上。完成車は世界50か国以上に輸出され、インドネシアの経済成長にも貢献しています。
ボディサイズは全長4595mm×全幅1750mm×全高1750mm、ホイールベース2775mm。現地は荒地や不整地が多いこともあり最低地上高は220-225mmと高めに設定されています。
今回の改良では、内外装の質感向上と利便性の強化が図られました。エクステリアはフロントグリルやバンパー、ホイールのデザインを変更し、より力強い印象を演出。インテリアでは8インチ全面液晶メーターや新形状のステアリングホイール、10インチセンターディプレイを採用したほか、トリムやシート表皮の変更により上質感を高めています。
パワートレインは1.5リッター直列4気筒エンジンにCVTまたは5MTの組み合わせで、最高出力105馬力・最大トルク141Nmを発生します。スペック自体は従来と同様ですが、「ランサーエボリューション」などにも採用されていた独自の四輪制御技術であるアクティブヨーコントロール(AYC)を新たに採用することで操縦安定性を高めています。
装備の違いによるグレードは廉価順に「GLS」「エクシード」「アルティメット」の全3タイプ。ボディカラーはホワイト、グレー、シルバー、ブラック、レッドの全5色。価格帯は2億7010万〜3億3780万ルピア(約240万〜300万円)です。
AYCがあるだけで四駆じゃないんだよなぁ
この度はご指摘ありがとうございます。修正いたしました。