全長約4mに6速MT搭載! トヨタの「2人乗りFRスポーツカー」がスゴかった! 丸目ライトの「S-FR“屋根なし仕様”」手作りオープンカーに熱視線!

トヨタが「東京モーターショー2015」で公開した「S-FR」は、市販化が期待されたものの実現していません。そんなS-FRをコンバーチブル化したカスタムカーを学生が手作りで仕上げて話題となりました。

市販化されていない「S-FR」を自分たちの手で生み出す!

 ショーモデルとして登場して高評価を得たものの、市販化が実現していない車両は数多くあります。

 例えば、トヨタが「東京モーターショー2015」で発表した「S-FR」は、次世代のライトウェイトスポーツとして期待されましたが、市販化はされていません。

東京オートサロン2024で初公開された「S-FR コンバーチブル」
東京オートサロン2024で初公開された「S-FR コンバーチブル」

 しかし、幻とされるS-FRをコンバーチブルモデルが「東京オートサロン2024」で登場し、話題となりました。

 それが「S-FRコンバーチブル」です。

 製作したのは埼玉自動車大学校。国内で2番目に古い自動車大学校で、これまでにもさまざまなカスタムカーを発表してきました。

 S-FRコンバーチブルは、「市販化されていないS-FRをオマージュして表現し、さらに埼自大ならではの遊び心を加えることで誕生したモデル」とのこと。

 S-FRと名前が付いていますが、実際に東京モーターショーに出展されたモデルではなく、マツダ「ロードスター」(NC型)をベースに製作されたコンセプトカーで、4人乗りのS-FRに対してS-FRコンバーチブルは2人乗りとなっています。

 全長約4mという小型サイズを実現したS-FR コンバーチブルでは、2リッターエンジンや6速MTといった中身はベースとなったロードスターのままですが、外側はS-FRを再現するために完全に別物です。

 例えば、S-FRの特徴である丸目ライトと大型グリルを備えたフロントは、「ミニクーパー」のライトを用い、さらにFRPを使って見事に再現。ほとんどが新規製作パーツとなっており、外側でベースのままなのはドアとボンネットだけです。

 細かい部分まで手作業で仕上げられており、本物のS-FRをコンバーチブル化したのかと思えるほど、見事なカスタムでした。

 東京オートサロン2024で公開した時、会場にはロードスターをベースにしたカスタムカーが数多く並んでいたこともあり、S-FRのコンバーチブル化はもちろんのこと、「『ロードスター』が『S-FR』になるとは」と多くの来場者が驚いたものです。

※ ※ ※

 S-FRコンバーチブルは、「市販化されないのなら自分たちで作ってしまおう」という学生の熱い思いから誕生したカスタムカーです。

 今後、もしもS-FRの市販が実現した場合、S-FRコンバーチブルを参考にしたオープンモデルもラインナップされることを願います。

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