ホンダが「ジェイド」に2列追加、ミニバン(3列シート)の殻を破った新型ジェイドとは?

新型ジェイド、走りの面にも手を入れた

 走りの進化も見逃せません。

「RS」のタイヤはこれまで17インチでしたが、18インチにサイズアップ。サスペンションもさらにスポーティな走りを楽しめる味付けにしたそうです。

 いっぽうで上級グレード「X」のサスペンションは、従来よりも乗り心地も高めるチューニングに変更。これによって「RS」と「X」の方向性の違いはこれまでよりも強調されました。いずれもホイールには、タイヤ内部の空気の流れを工夫して走行ノイズを抑える仕掛けが組み込まれています。

新型「ジェイド」のハイブリッドシステム

 パワートレインにも改良の手が入りました。ガソリン車のトランスミッションは無段変速(CVT)ですが、「RS」はエンジンの回転上昇と実際の速度上昇を同調させて加速フィーリングを高める「全開加速ステップアップシフト制御」を搭載。いっぽうでブレーキをかけた際には自動的にシフトダウンする「ブレーキ時ステップダウンシフト」も採用し、峠道を走る際などに気持ちよく走れるように工夫されています。

 気持ちよさといえば、デュアルクラッチ式トランスミッションを組み合わせるハイブリッド車は変速機のギヤ比に変更に加えて駆動力の制御を改良。発進加速のアクセルレスポンスを良くしたのです。

 クルマの走行性能を高めるには止まる性能も重要ですが、ガソリン車は効きの向上、ハイブリッド車はコントロール性の向上などブレーキが進化しているのも見逃せません。

 そして安全性がレベルアップしたのも注目ポイントといえます。全グレードに標準装備する自動ブレーキを含む先進安全システムの「Honda SENSING(ホンダセンシング)」は、機能をブラッシュアップ。歩行者と接触しそうな状況になると、歩行者を避けるようステアリング操作をサポートする歩行者事故低減ステアリング機能も追加されました。

【了】

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Writer: 工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車は10年乗ったポルシェ・ボクスターSから乗り換えたルノー・ルーテシアR.S.トロフィーと最終型マツダ・プレマシー。

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