日産の斬新「6ドア・6人乗りSUV」がスゴすぎる! 豪華「和風レザーインテリア」דパカッ”と開くドア採用! 新たな“フラッグシップモデル”想定の「クラーザ」とは

SUVのショーファーカーが増えた今こそ「復活」の好機!

 そんなインパクト大なクラーザでしたが、あまりにも斬新すぎたデザインに対し、2005年当時はあまり高い評価を得ていなかったと筆者(自動車ジャーナリスト 吉川賢一)は記憶しています。

片側に「ドア3枚」!? インパクト大な「クラーザ」は今こそ「アリ」!
片側に「ドア3枚」!? インパクト大な「クラーザ」は今こそ「アリ」!

 そのためか市販化にはつながらず、デザインコンセプトとして終えてしまいましたが、20年が経過した今も記憶に残るほど十分すぎるインパクトがありました。

※ ※ ※

 ショーファーカー(お抱え運転手が運転し、オーナーは主に後席に乗る高級車)として用いられるようなフラッグシップモデルといえば、かつては長大なボディをもつラージセダンが一般的でした。

 しかし近年は、ベントレー「ベンテイガ」やロールスロイス「カリナン」、トヨタ「センチュリー」などのSUVも当たり前の存在となりました。

 2005年当時では考えられなかったフラッグシップ像が通用することを考えると、いまならばクラーザのようなインパクトのあるモデルも十分にアリです。

 日産が苦戦する今こそ、この斬新なコンセプトをもとに新たなフラッグシップSUV“シーマ”として、日産復活を演出するシナリオなどいかがでしょう。

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Writer: 吉川 賢一

日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイライン等のFR高級車の開発に従事。新型車や新技術の背景にあるストーリーや、作り手視点の面白さを伝えるため執筆中。趣味は10分の1スケールRCカーのレース参戦、クルマ模型収集、サウナなど

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