トヨタ斬新「“2シーター”シエンタ」に注目! まるで“動く部屋”な「めちゃ広ッ空間」&“窓”に画期的システム搭載! リラックスできてサイコーな車中泊仕様の「JUNO」ってどんなクルマ?
2023年の「ジャパンモビリティショー」で公開された、トヨタ「シエンタ」がベースの2人乗りモデルとは一体どんなクルマなのでしょうか。
シエンタに2人乗りモデルあった!
トヨタ「シエンタ」は、日本の道路事情に合った扱いやすいコンパクトミニバンとして支持されています。
自販連が発表している「乗用車ブランド通称名別順位(新車販売ランキング)」によると、2025年2月はシエンタが3位にランクイン。安定した人気を維持しています。
そんなシエンタをベースとした斬新な2人乗りモデルが2023年に公開されました。

そのモデルとは、「ジャパンモビリティショー(JMS)2023」のキャンピングカーエリアにて出展されたコンセプトカー「JUNO」です。
同車はトヨタ先進技術開発カンパニーが企画し、「日常と非日常をシームレスにつなぐモビリティ」というコンセプトのもと開発されました。
今まで当たり前とされてきたカーライフの常識を覆すようなモデルです。
外観は通常のシエンタとほとんど差異が見られませんが、内装はまるで別物です。
シート配置は、大胆にも後部座席を取り外した「1列シート2人乗り」。
広々とした車内後方のスペースには、ソファやテーブル、収納スペースなどを自由に配置することができます。
市販車をベースに設計された多くのキャンピングカーと異なるところは、カスタマイズの自由度が高く、シーンに合わせて自分好みにレイアウトを変えられる点にあります。
いわばモジュール家具のようなイメージで、パーツの組み合わせ方によって何通りものレイアウトが生み出せるのがユニークです。
リビングルームのように心地よく過ごせる空間はもちろん、ワークスペースや車中泊用のレイアウトにも対応し、さまざまな用途で活用することができます。
また、JUNOには「電子スクリーン」が搭載されており、スマートフォンのアプリを使って窓の透過率を調整することができます。
外出先でも周囲の目線を気にせず、プライバシーを確保しながらくつろぐことができそうです。
JMS2023に出展され、多くの反響が寄せられたJUNO。
コロナ禍で車中泊やアウトドアに関心を持つ人が増えた背景もあり、キャンピングカーのニーズが高まっていることも、注目を集めた1つの要因といえそうです。
現時点ではJUNOの市販化についてアナウンスされていません。
ただ、自分好みに空間をカスタマイズできる点や、プライバシーに配慮した電子スクリーンが装備されている点が多くの人の心をとらえ、ひとたび発売されれば大いに注目を集めることでしょう。
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