スズキ「新型スリムニー」初公開!? 斬新“細すぎボディ”&「2輪4WD」採用の2人乗りモデルが話題に! まだまだある4月1日の「世界のユニークモデル」とは

スズキのオーストラリア法人は2025年4月1日(現地時間)、ジムニーの2輪車版「スリムニー(Slimny)」を発表。話題を呼びました。これは「4月1日」の“冗談”でしたが、過去にも自動車メーカーはこのような“冗談のユニークな新型車”をいくつか発表しています。今回はそんな“ジョーク”を3つ紹介します。

え?スズキ新型「スリムニー」?

 スズキのオーストラリア法人は2025年4月1日(現地時間)、公式SNSで「ジムニー」の派生モデルとして2輪車の「スリムニー(Slimny)」を発表。話題を呼びました。
 
 これは「4月1日」のエイプリルフールの“冗談”でしたが、過去にも自動車メーカーはこのような“冗談のユニークな新型車”をいくつか発表しています。今回はスリムニーも含めそんな“ジョーク”を3つ紹介します。

スリムすぎジムニー!?
スリムすぎジムニー!?

 スズキのオーストラリア法人は2025年4月1日に発表したスリムニーは、「世界初の2輪4WD(the world’s first two-wheel drive four-wheel drive)」と紹介される2輪車です。

 そのエクステリアは、現行型ジムニーを極端に細くしたようなデザインで、「5スロットグリル」は3スロットに変化したほか。ヘッドライトは1灯となり、バンパーに埋め込まれています。

 インテリアはうかがい知れませんが、シートが2つあることは確認でき、細い車体ながら“横並びの2人乗り”となっていることがわかります。

 色々と乗り物として破綻していそうな同モデルは、もちろんスズキのオーストラリア法人の“冗談”。SNSなどでは「2輪だけど4WDってどういうこと(笑)」「案外いいかも」「並列シートは無理だろw」などユニークな冗談を楽しんでいる様子が見られました。

まさかの「BRZ“SUV”」!?

 昨年2024年4月1日に、アメリカ・ニューイングランド地域でスバル車の販売をおこなうSubaru of NewEnglandは、スポーツカーの「スバル BRZ」をオフローダー化した「BRZ Wilderness(ウィルダネス)」公開していました。

 スバルBRZは、トヨタとの共同開発で誕生したスポーツカーで、水平対向エンジンによる「超低重心FRパッケージング」を採用し、意のままに操る楽しさを訴求するモデルです。

現行モデルは2021年に登場した2代目ですが、そんなピュアスポーツカーをSUVスタイルに仕上げたのがBRZ Wilderness。

 Wildernessとは、スバルがアメリカで2021年から展開している、アウトドアフィールドを想定したカスタムシリーズで。専用サスペンションやオールテレーンタイヤなどで最低地上高を上げて悪路走破性を強化するとともに、黒色の専用プロテクションパーツなどで、タフでラギッドな個性を与えたモデルたちです。

 現在、米国では「アウトバック」「フォレスター」「クロストレック」に設定されていますが、これらと同様に、BRZ Wildernessでは、サスペンションやオールテレーンタイヤでロードクリアランスをSUV並に広くとり、プロテクションモールやルーフレール、オレンジ色の差し色を採用し、タフな“SUVクーペ”に仕上げています。

 このBRZ Wildernessも、もちろんエイプリルフールネタのジョーク。ただこの前後に、ポルシェ「911ダカール」やランボルギーニ「ウラカンステラート」のようなスポーツカー×オフローダータイプのモデルが登場しており、BRZ Wildernessもありえなくはない……という雰囲気があったのも事実です。

トヨタの12人乗りオープンカー? 「ハイエースコンバーチブル」

 2019年4月1日にトヨタのオーストラリア法人が発表したのは「ハイエース」のオープンカー仕様「ハイエースコンバーチブル」です。

 ハイエースといえば、商用車としてあらゆる用途で活躍する一方、アウトドアレジャーや車中泊などを楽しむ一般の個人ユーザーからも絶大な支持を集める1BOX型バン。

 日本では200系(5代目)ハイエースと、派生モデルの大型ワゴン「グランエース」が販売されています。グランエースは最新型の300系(6代目)ハイエースをベースにしていますが、その300系は日本国内では売られておらず、海外のみで展開されている状況です。

 そして2019年4月1日に、エイプリルフールの“冗談”として、オープンカー仕様となったのもこの300系ハイエース。

 ハイエースコンバーチブルについて、トヨタのオーストラリア法人は当時“世界初のコンバーチブルハイエース”と称しており、2人乗りのロングホイールベース(LWB)とスーパーロングホイールベース(SLWB)、5人乗りのLWBクルーバンと12人乗りのSLWBコミューターバスで展開されるとしていました。

 2019台限定で販売すると発表されたハイエースコンバーチブルですが、フロントウインドウならびAピラーとボディ剛性を保つためとみられる太いBピラーが存在するなど、かなりしっかり設計されている様子が見て取れ、冗談ながら現実性を感じさせました。

 また、オプションで「パイエース」と呼ばれるパイ用のビルトインオーブンも存在するとしており、ユニークな設定も笑いを誘いました。

 もちろんその後、このハイエースが実際に発売されることはなく、現在まで続報はありませんが、リアルすぎる手の込んだ冗談に世界中が驚きました。

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