約100万円! ダイハツ新「軽トラ」がスゴイ! 大人気の「“最量販”モデル」何が変わった? 精悍顔の「ハイゼットトラック」が販売店でも話題に
2025年2月25日に、軽トラック市場で人気を博すダイハツの「ハイゼットトラック」の新たな一部改良モデルが発表されました。どのように変化したのでしょうか。
安全性がさらに強化されたハイゼットトラック
ダイハツの「ハイゼットトラック」が2025年2月25日に仕様変更され、安全性を中心にさらなる進化を遂げました。販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

ハイゼットシリーズは1960年に登場して以来、ダイハツの代表的な軽商用車として長年愛され続けています。
中でもハイゼットトラックは軽トラックの定番的存在で、農業や建設業を中心に多くの業務現場で高い評価を受けているモデルです。
2017年から2024年までは、軽トラック市場で販売台数トップを守り続けるほどの人気を誇っています。
近年は業務用としてだけでなく、趣味やレジャー用として一般ユーザーからも注目されるようになりました。
現行モデルは2021年12月にフルモデルチェンジを実施した11代目です。
11代目は新開発プラットフォームを採用したことで、積載能力や耐久性、防錆性といった基本性能が大幅に向上しています。
ハイゼットトラックのラインナップには基本の「スタンダード」と、居住空間を広げリクライニング機能付きシートを採用した「ジャンボ」、荷室高がある「ハイルーフ」、装備を充実させた「エクストラ」など多彩なバリエーションを用意しています。
そして、今回の仕様変更では、側面衝突時の安全性を高めるためにインテリアピラーに樹脂製のガーニッシュが追加されました。
さらに、コーナーセンサーのスイッチが改良され操作性が向上し、新たにメーター内にもセンサー表示が追加されるなど、日常的な使いやすさも改善されています。
安全装備面では、衝突回避支援システム「スマートアシスト」が全グレードで標準となり、安全性が一段と強化されました。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1780mmで、ホイールベース1900mm。
パワートレインには660ccの直列3気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力は46PS、最大トルクは60Nmを発揮します。
トランスミッションは5速MTのほかCVTが用意されており、駆動方式はFRに加えてパートタイム4WD(電子制御式含む)もラインナップされています。
燃費性能はWLTCモードで最大21.0km/Lを達成し、経済性も兼ね備えているモデルとなりました。
荷台の広さは長さ1940mm×幅1410mm×高さ285mmで、最大積載量350kgという実用性の高いスペースを確保しています。
オプションやボディカラーについては用途や趣味に応じて選択でき、業務用途のみならず個人のレジャー用途にも幅広く対応可能です。
また、今回の一部仕様変更とあわせて、原材料価格の高騰に伴う車両本体価格の改定も実施されました。
新たな車両価格はスタンダードグレード(2WD・5MT仕様)が102万8500円から、最上級モデルは152万9000円(ジャンボ エクストラ CVT 4WD)と設定されています。
それでは、ハイゼットトラックにはどのような声がよせられているのでしょうか。
関東圏の販売店担当者は次のように話します。
「やっぱり安全機能『スマートアシスト』が決め手となるお客様が多いです。さらには、インテリアのピラー部に樹脂ガーニッシュを追加したことで、側面衝突時の乗員保護性能が向上したのも安心感につながっているとの声をいただいております」
また、関西圏の販売店担当者は「最近だとキャンプや釣りなどのアウトドア活動の際に、機材や荷物の運搬手段として選ばれるケースが増えてきています。特にリクライニング機能付きの『ジャンボ』グレードは当店もおすすめしております」とも話しており、仕事用だけでなく休日も使えるような機能が満載で満足感の高いクルマに仕上がっています。
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安全装備の充実により従来以上に幅広い層から支持を集めるハイゼットトラック。
趣味用途としても活躍の場を広げており、仕事と遊びを兼用するユーザーからの関心も高まりつつあります。
また、どのグレードを選んでも納期はおよそ2ヶ月程度と比較的短期間での納車が可能なため、導入のしやすさも魅力の1つです。
ジャンボも100万切る?
切らないよね