ついに日本導入!? 日産「超高級SUV」に“反響”多数! “全長5.3m超え”に「欲しい人は多い」「デカ過ぎだろ」と賛否両論の声も! 豪華すぎる「パトロール」に寄せられた“熱視線”とは
厳しい経営状況が伝えられる日産ですが、海外向け高級SUV「パトロール」の国内導入が検討されているようです。そんな情報に対し、SNSではさまざまな反響が寄せられています。
巨大すぎるSUV国内導入検討の知らせに集まった「声」とは
ターンアラウンド(経営改革)の真っ只中にある日産ですが、なかでも商品ラインナップの改善は大きな課題となっています。
そんななか、国内でも海外向け高級SUV「パトロール」の販売を検討しているとの情報が入ってきました。これに対しSNSなどには、早くも多くの声が集まっています。

グローバルに展開する日産ですが、足元の国内市場は主に軽自動車とコンパクトカー「ノート」シリーズ、SUV「エクストレイル」、そしてミニバンの「セレナ」だけで戦っている状況がここしばらく続いています。
日産は2025年3月、ターンアラウンドの取り組みに関する会見をおこない、今後の展望についても明らかにしました。
経営陣の刷新が実施され、4月1日より新社長にイヴァン・エスピノーザ氏が就任するほか、3代目に進化する新型EV(電気自動車)「リーフ」や新型軽自動車、第3世代e-POWERを搭載した大型ミニバン(新型「エルグランド」とみられる)などが2025年度から2026年度にかけ国内導入することを発表しています。
さらに日産関係者への取材によると、高級SUVであるパトロールの日本導入が検討されているといいます。
日本では聞きなれないネーミングですが、1951年に警察予備隊(現・自衛隊)向けに提案された小型四輪駆動車に端を発し、同様のスタートを切ったトヨタの「ランドクルーザー(ランクル)」とともに、非常に長い歴史を有するブランドなのです。
1980年の3代目登場時には、国内向けを「サファリ」と名称変更するとともに、大型のワゴンボディを採用するなど個人ユーザー向けに改革が図られ、クロカン四駆ブームの時代も追い風となって販売台数を伸ばしています。
国内では5代目(サファリとしては3代目)が2007年に販売終了しましたが、その後も中東などで販売が続けられてきました。
そして2024年9月にはフルモデルチェンジが実施され、最新の7代目パトロールが登場しています。
従来の5.6リッターV型8気筒ガソリンエンジンに代わり、3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンエンジンを新搭載したほか、高級感あふれる堂々としたスタイリングでイメージを一新させました。
ボディサイズは、全長5350mm×全幅2030×全高1945mm、ホイールベース3075mm。
数少ないライバルであるトヨタ「ランドクルーザー300」(全長4950-4985mm×全幅1980-1990×全高1925mm、ホイールベース2850mm)よりもさらにふた周りくらい大きな車体で、強い存在感を放っています。
本格四輪駆動車に欠かせない伝統のラダーフレームは7代目でも継承されていますが、すべてが刷新されました。
4輪独立懸架のダブルウィッシュボーン式を採用し、上級仕様にはエアサスペンションも設定されます。
なお海外専用モデルですが、生産は日産の九州工場でおこなわれています。
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そんなフルサイズ四輪駆動車パトロールの国内導入検討の知らせに対し、SNSではさまざまな反響が寄せられています。
多かったのは「イイじゃん」「迫力すごっ!」「ランクルよりカッコいい」「内装も豪華だね」など、堂々としたスタイリングや贅沢な内装などに対する声でした。
一方で「全長5.3m×全幅2mはさすがにデカい」などと巨大なサイズを問題視する声も多く見られますが、「輸入車でも同じくらいデカいのが走ってる」「こういうゴツいのが欲しい層は一定数いる」という意見もあります。
さらに「ランクルの納期がいまも数年待ちとかいわれている」「ランクル欲しい人が流れてくるのでは」といった声もあり、国内でもそれなりの支持を集めるとのコメントなどからも、潜在的な購入層は少なくないとの読みが主流となっています。
ともあれ「期待しています」「台数を狙うクルマじゃないけど、元気な日産に戻るきっかけになって欲しい」など、復活を期待する日産ファンの多さがSNSなどからも伝わってきました。
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