新車226万円から!? トヨタが新型SUV「bZ3X」発売! 「RAV4」サイズの新モデル!? 「1時間で1万台売れた!?」 中国に投入
新型bZ3Xの価格は? トヨタ、中国市場巻き返しの1台なるか?
パワーユニットには、ニデック(旧・日本電産)製のモーターをフロントに配置する前輪駆動となり、最高出力201hp/最大トルク200Nmを誇ります。
グレードは「430 Air」「520 Pro」「610 Max」の3種類で構成され、それぞれ駆動用バッテリーは容量50.03 kWh、58.37 kWh、67.92 kWh、航続距離は中国独自のCLTCモードで430 km、520 km、610 kmです。
最上位グレードでは電動格納リアゲートやメモリー機能付きパワーシート、後席用テーブル&カップホルダー、ヤマハ製11スピーカーシステムといった豪華装備を揃える仕様に。
なお、先述のL2++級運転支援機能は中級以上のグレードから搭載されます。
新型bZ3Xは以前から10-20万元という価格帯が予想されていただけに注目度は高いものでした。
実際に発表された価格は10.98-15.98万元(約226.5-329.6万円)と非常に安く、大きな話題を呼びました。
実際に発売が開始されると1時間ほどで受注件数は1万台を突破、予約サイトは一時繋がりにくくなるほどのアクセスを受けたとのこと。

中国市場で外資メーカーが勝負するには、中国メーカーとの共同開発がもはや不可欠な領域に達しています。
中国の消費者が求めるものを的確に把握することは大前提として、それをコストを抑えて提供するためには合弁相手メーカーの車種やプラットフォームをベースにするなどが挙げられます。
実際に、トヨタのBYDとの共同開発車種第1弾「bZ3」はBYDの「e-プラットフォーム3.0」とトヨタの「e-TNGA」を融合させたシャシを採用しています。
また、最近話題を呼んだマツダの電動セダン「EZ-6」も、長安汽車の「ディーパル」ブランドが販売する「L07(旧名:SL03)」をベースとする車種です。
日本メーカーだけでなく、ドイツメーカーも中国の新興EVメーカーとパワートレインやプラットフォームの供給に関する提携を結んでおり、こういった提携は今後もますます増えるでしょう。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。