ホンダ新「コンパクト“ミニバン”」が凄い! 全長4.3m級の「ガソリンモデル」約12万円値上げ? ツヤ感アップな「新フリード」何が変わったのか
ホンダは2025年3月27日、コンパクトミニバン「フリード」のガソリン車モデルに一部改良を実施し、発売しました。どこが変更されたのでしょうか。
新コンパクトミニバン何が変わった?
2025年3月27日、ホンダはコンパクトミニバン「フリード」のガソリンモデルの新たな一部改良モデルを発表。同日より販売を開始しました。

フリードは、初代モデルが2008年5月にデビューしたコンパクトミニバンで、コンパクトなボディサイズに、使いやすいゆとりの室内空間とスタイリッシュなデザインを融合した新しいコンセプトが特徴です。
現行モデルは3代目で、2024年6月に登場した3代目。ボディサイズは全長4310mm×全幅1695mm-1720mm×全高1755mm、ホイールベースは2740mmです。
デザインは、現行モデルからユーザーのスタイルに合わせた「AIR(エアー)」と「CROSSTAR(クロスター)」の2タイプ設定に。
エクステリアはスクエア基調にしつつ、エアーはヘッドライトやフロントグリルのシャープな造形により、凛とした表情を創出。一方クロスターはエアーの上質さはそのままに、専用装備を備えアクティブさの感じられる力強さが表現されています。
インテリアは水平基調で視覚的ノイズの少ないシンプルな構成で、見やすい7インチ液晶メーターを装備し、運転のしやすさも高めています。
パワートレインは1.5リッターガソリンエンジンと1.5リッターガソリンの2モーターハイブリッド「e:HEV」を設定。駆動方式はFFに加え、走行性能を高めた「リアルタイム4WD」を設定しています。
今回登場したのはガソリンエンジン搭載車の新たな一部改良モデルで、まず外装塗装の仕様が見直されました。
2月に先行して改良が施されたハイブリッド仕様「e:HEV」と同様に、ボディカラーに採用されるクリア塗装の素材が刷新され、従来のアクリルメラミンクリアから、艶感や耐候性に優れた新しい素材に変更されました。これにより、塗膜の光沢が増し、耐久性が約1.5倍向上しました。
あわせて、安全装備や運転支援機能の充実も図られました。従来はハイブリッドモデルにのみ設定されていた一部の先進機能を、ユーザーからの要望を受けてガソリンモデルにも拡大。AIR EX、CROSSTARのすべてのタイプ、およびスロープ仕様車にまで適用範囲が広げられました。
価格はすべてのガソリンモデルのグレードで見直されており、エントリーモデルの「AIR(FF/6人乗り)」は従来の250万8000円から262万3500円へ、SUVライクなアウトドア仕様「CROSSTAR(4WD/6人乗り)」は308万7700円から320万3200円へと、それぞれ約12万円前後の値上げとなっています。
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