トヨタ「“新”ハイラックス」発表! ド迫力”ワイドボディ”の超“スゴイ”「本格モデル」! スポーティな「GRS II」&エコな「Mハイブリッド」モデル欧州に登場

トヨタは欧州にて、ピックアップトラック「ハイラックス」の新たな電動化モデル「48Vマイルドハイブリッド」およびスポーツグレード「GRスポーツII」を発表しました。どのような進化を遂げたのでしょうか。

トヨタ新「ハイラックス」どんなモデル?

 トヨタの欧州法人は、2025年3月21日、ピックアップトラック「ハイラックス」の新たなモデル「48Vマイルドハイブリッド」と「GRスポーツII」を発表しました。長年にわたり世界中で信頼されてきたハイラックスに、電動化技術とさらなる走行性能を有するモデルが加わりました。

迫力のワイドボディ化!
迫力のワイドボディ化!

 ハイラックス 48Vマイルドハイブリッドは、2.8リッター直列4気筒ディーゼルエンジンに48Vスターター兼発電機、48Vリチウムイオンバッテリー、DC-DCコンバーターを組み合わせた電動パワートレインを搭載しています。

 最高出力204PS・最大トルク500N・mを発揮し、従来モデルと同等の積載・牽引性能(最大積載量1000kg、牽引能力3500kg、渡河水深700mm)を維持しつつ、最大5%の燃費改善を実現しました。

 また、回生ブレーキや静音性に優れたアイドリングストップ機能を備えており、舗装路でもオフロードでも滑らかで力強い加速を提供します。さらに、ハイラックスとして初めて「マルチテレインセレクト」機能が搭載され、砂地、泥道、岩場、雪道など6つの走行モードを選択可能となり、Autoモードでは車両が路面状況に応じた最適な設定を自動で選択します。

 ボディサイズは全長5325mm×全幅1900mm×全高1865mm、最低地上高310mmと堂々としたサイズで、ダブルキャブ仕様のみの展開となります。堅牢なボディ・オン・フレーム構造により、悪路での耐久性とSUVに匹敵する乗り心地を両立しています。

 安全面では、夜間の歩行者や交差点の対向車検知機能を含む最新の「Toyota Safety Sense」を搭載。プリクラッシュセーフティや全車速対応ACC(アダプティブクルーズコントロール)、オートマチックハイビームなどが標準装備されます。

 いっぽう、GRスポーツIIは、GAZOO Racingのモータースポーツ活動から得た知見を投入したハイラックスの最上級スポーツモデルです。2.8リッターディーゼルエンジンに6速ATを組み合わせ、最高出力204PS・最大トルク500N・mを発揮します。

 足回りは、前後トレッドの拡幅、最低地上高の向上、新設計のダンパーとサスペンションにより、オンロード・オフロード双方で高い走行安定性を確保しています。

 デザイン面では、ブラック塗装のエアロバンパーや赤色のブレーキキャリパーに加え、専用ショックアブソーバーやコイルスプリングなどによりスポーティさを演出しています。

 インテリアでは、高級素材アルカンターラを用いたスポーツシート、パドルシフト、アルミペダルなども採用されています。

 トヨタは今回の2モデルにより、ハイラックスの伝統である耐久性と信頼性を維持しながら、電動化と高性能の両立を図っています。

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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