追越車線で謎の「右ウインカー」何を意味!? 後続車が突然「チカチカ…」遭遇したらどう対処すればいいのか 謎の風習は「厳罰」招く可能性も!?

追越車線を「ダラダラ走行」する車両 どう対処すればいい?

 いっぽうで昨今は、追越車線を走行車線よりも低いスピードでノロノロと走り続けるドライバーを多く見かけるようになった、とする声が多いのも事実です。

画像はイメージ(画像:写真AC)。
画像はイメージ(画像:写真AC)。

 こういったときに「後ろが詰まっています。ちょっと譲ってくれるだけで、皆が助かるんです」という意思表示で使われてきたのが「右ウインカー」と言えるかもしれません。こうしたメッセージを出したい気持ちは、高速道路をよく利用するドライバーならば経験があるのではないでしょうか。

 SNSなどでは「追越車線をノロノロ運転するドライバーに遭遇して、めっちゃ(右ウインカーを)使いたかった」とする意見も見られました。

 しかし、道を譲ってほしいという意思表示としては、車間距離を詰めたりパッシングをしたりして意思表示してくるドライバーもいますが、「あおり運転」と認識されることが考えられますし、「車間距離不保持」や「減光等義務違反」という道路交通法違反にもなります。

高速道路であれば「最低速度違反」(50km/h)を下回ってはならないという規定もありますが、適正な速度で走っていて、自分のほうが速いだけという状況では、前のクルマに罪はありません。

 このように、追越車線でのノロノロ運転ドライバーの対処はとても難しいところですが、運転にイライラは禁物です。

 まずはスケジュールに余裕を持つことが重要で、イライラしていると自覚した場合は、サービスエリアへ立ち寄ってひと呼吸し、気持ちを切り替えることが大切でしょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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