約99万円! ダイハツ新「“軽”セダン」がスゴイ! 最安の「最低限モデル」どんな人が乗る? 超便利な「最廉価ミライース」のユーザーとは

ダイハツ「ミライース」は、国産乗用車において新車価格が99万円と100万円を切る最安グレードを展開しています。ではどういったユーザーから支持を得ているのでしょうか。

約99万円のダイハツ「ミライース」どんな人が買う?

 ダイハツ「ミライース」は、国産乗用車において新車価格がもっとも安いクルマです。
 
 なかでも車両価格が99万円と最安のグレードは一体どのようなユーザーに支持されているのでしょうか。

新車で99万円なんてサイコー!
新車で99万円なんてサイコー!

 ミライースといえば、2011年に登場した軽セダン(ハッチバック)。社会の環境志向の高まりを受け、軽自動車の意義を再度見直し、「低燃費」「低価格」「省資源」を兼ね備えた第3のエコカーとして誕生しました。

 現行モデルは2017年に登場した2代目で、ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1500mm-1510mm。

 エクステリアはシンプルで無駄のないコンパクトな5ドアハッチバックスタイル。インテリアも水平基調のインパネをはじめ、スッキリとした造形でシンプルさが特徴的です。

 バックドアにはスイッチ式バックドアオープナーを採用し、ドアハンドル付きで開閉しやすいのも特徴的です。

 2024年9月には一部改良を実施。安全性能では、車両後方コーナーセンサーを追加し、後退時車両後方確認性の向上を図っているほか、グレード体系も変更。

「B“SA III”」「L“SA III”」「X“SA III”」「G“SA III”」の4グレードとなりました。

 低燃費や低価格など初代コンセプトを引き継ぎ、比較的手に届きやすい価格帯であることも魅力のひとつです。

 その価格(消費税込)は、99万2200円から144万6500円となり、なかでも最安グレード「B“SA III”(2WDモデル)(Bグレード)」は、99万2200円と100万円を切る値段設定となっています。

 では最上級グレード「G“SA III” (Gグレード)」と比べてどんな違いがあるのか、見ていきましょう。

 大きな違いとして、快適装備の有無やバリエーションの違いが挙げられます。

 GグレードにはアルミホイールやLEDヘッドライト、オートエアコン、オート格納式ドアミラーなどが備わっているのに対し、Bグレードは足元にスチールホイールを採用していたり、ハロゲンヘッドランプ、可倒式ドアミラー、ダイアル式のマニュアルエアコンなど、シンプルな装いです。

 またボディカラーは全9色展開ですが、Gグレードが8色から選べるのに対し、Bグレードではスカイブルーメタリック、ブライトシルバーメタリック、ホワイトの3色展開となっています。なお、ホワイトはBとLグレードのみが選べるカラーです。

 一方で衝突回避支援ブレーキ機能や車線逸脱警報機能などを含めた衝突回避支援システム「スマートアシストIII」は全車共通で標準装備されています。

 ただし、Bグレードでは車両の側面から強い衝撃を軽減するSRSサイドエアバッグがメーカーオプションとなっています。

 B、Gグレードを比較して見てきましたが、クルマの基本性能自体は同様のため、値段をできるだけ抑えたいという人には魅力的な1台といえるかもしれません。

※ ※ ※

 では実際販売店ではどういった反応があるのでしょうか。都内ダイハツの営業スタッフは以下のように話します。

「Bグレードはビジネス仕様のため、普段使いというより仕事用としてわりきって使っていらっしゃる方が多いと思います。

 普段使いとなるとLグレードよりも上のグレードがおすすめしています。

 違いとしてはタイヤのホイールデザインの違い、またLグレードでは後ろの窓が開くけどBグレードだと開かないなど、細かい部分で機能面に違いがあります。

 とはいえ安全機能スマートアシストは全グレード装備されており、走り面についてもグレードによって違いはありません。

 仕事用利用が多いとお伝えしましたが、普段使いの方ももちろんいらっしゃいますし、『シンプルがいい!』という方にとっては事足りると思います」

 Bグレードはあくまでビジネス用として展開されているものの、その価格の安さから普段使いとして利用している人も一定数いるとのことでした。

 なお納期について前出の担当者は「ミライースの納期は現在全グレード2か月ほどです」と話していました。

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