まるで“高級ミニバン”なホンダ「高級ツアラー」がスゴイ! “超豪華”装備&1.8リッター“水平対向”6気筒エンジン搭載バイク! 極上な快適性を持つ「ゴールドウイング」とは

ホンダの二輪車におけるフラッグシップモデルとして知られる大型ツアラー「ゴールドウイング」。四輪車顔負けの仕様・装備が充実しているようですがどのような特徴があるのでしょうか。

究極のプレミアムツアラーは二輪車らしからぬ装備が満載

 ホンダの二輪車におけるフラッグシップモデルとして知られる「ゴールドウイング」は、ライダーとパッセンジャーに極上の快適性と走行性能を提供するプレミアム大型ツアラーです。

豪華なコクピットにはコンソールパネルらしきものまで!?
豪華なコクピットにはコンソールパネルらしきものまで!?

 初代ゴールドウイング(GL1000)は、1975年に“スーパースポーツ”として開発され、米国でデビューしました。1980年にフルモデルチェンジした2代目(GL1100)以降、長距離ツアラーとしての開発が本格化。以来、40年以上にわたって進化を続け、2018年には17年ぶりのフルモデルチェンジが行われ、現行モデルの6代目が登場。長距離ツアラーとしてのコンセプトを受け継ぎながら、さらなる快適性と走行性能を追求しています。

 ゴールドウイングのボディサイズは、全長2615mm×全幅905mm×全高1430mm(スクリーン最上位置1555mm)。国産二輪車として最大級のサイズながら、シャープで力強いデザインが特徴です。アスリートのように鍛え上げられたボディラインは、堂々たる存在感と洗練された印象を両立しています。

 搭載されるエンジンは、1.8リッター水平対向6気筒。ミドルクラスの四輪車に匹敵する大排気量で、最高出力126PS・最大トルク170N・mを発揮。低回転域から力強いトルクを生み出し、スムーズな加速を実現します。

 トランスミッションは7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を採用し、リバース機能付き。さらに、微速前後進が可能な「ウォーキングスピードモード」も搭載し、390kgという車重でも駐車や切り返しがスムーズに行えます。

 定地燃費値は27.0km/L(60km/h定地燃費値、2名乗車時)。燃料タンク容量は21リッターで、長距離ツーリングにも対応。燃焼効率向上とフリクション低減技術の導入により、従来モデル比で燃費性能が向上しています。

 装備面では、7インチのフルカラーTFT液晶ディスプレイを中心としたインフォテインメントシステムは、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応。55Wスピーカーのオーディオシステムは、イコライザー調整により高音質を追求しています。

 また、電動調整式ウインドスクリーン、グリップヒーター、シートヒーター、アイドリングストップ機能、4種類の走行モード切替、スロットルバイワイヤシステムなど、快適性を向上させる装備が充実。シートは着座部分の表皮にスウェード調を用いて高級感と上質な触り心地を実現。パッセンジャーとの空間を適切に分け、足つき性と車体コントロール性を両立させています。

 そして、世界初の二輪車用エアバッグシステムを搭載。ラゲージスペースはフルフェイスヘルメット2個を収納可能な61リッターで、サドルバッグと合わせて総容量121リッターを確保。2人で3泊4日分の荷物が収納できる設計になっています。USBポートも装備し、ツーリング時の利便性を高めています。

 そのほかに、「ホンダ スマートキー システム」を採用し、車両に近づくだけでサイドポケットやサドルバッグ、リアトランクのロックが自動解除。スイッチ操作でハザードを点灯させるアンサーバック機能も備えています。

 このように、まるで高級ミニバンのような豪華装備と性能を誇るゴールドウイングの車両価格(税込み価格)は346万円。

 二輪車としては異例のプライスですが、その価値に見合う究極のプレミアムツアラーといえるでしょう。

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