トヨタの斬新「黒すぎクラウン」が凄い! “匠”の「表面仕上げ」×専用漆黒カラー採用! “所有欲”満たす特別な「クラウン リミテッド マットメタル」まだ買える? 販売店の最新状況は?
若年層にも人気? まだ買えるのか
さて、このクルマ好きにも刺さりそうな演出が施されたザ・リミテッド・マットメタルシリーズ、THE CROWN店での反響はどのようなものでしょうか。THE CROWN店舗スタッフは以下のように話しています。
「クラウンのオーナーというと年齢層が高めのイメージをお持ちかもしれませんが、今回のモデルは30代のオーナー様もいらっしゃいます。なかでも『スポーツ RS』の人気が高いですね。
今回の特別仕様車は抽選販売という形式を採用しています。方法としては、ホームページ上にある「LINE友だち追加」で追加のうえ、情報をご登録いただき、正式に登録が完了した方にご案内しております。
1ヶ月で8台の枠があり、抽選の結果、当選された方にご来店いただき、商談する仕組みとなっております」

ザ・リミテッド・マットメタルシリーズは、比較的若い層に支持されているようで、やはり専用のカラーや特別感のある内装が支持されているとのことです。
また、現在発売中の現行型3タイプのうちもっとも人気なのが、クラウンスポーツ。これは特別仕様車でも同様でした。
「ただ、それなりの倍率(数十倍)であるため、何度かエントリーしてくださるお客様もいらっしゃいます。
例えば、3月に外れてしまっても、4月にもう1度エントリーするといったことが可能です」(THE CROWN店舗スタッフ)
特殊なマット塗装に、さらに専用コーティングが施されるという手の込んだモデルのため、台数が限られているようで、もし購入するには少しばかり粘り強く抽選にチャレンジする必要がありそうです。
「なお、マット塗装されたモデルでありながら、マット感を損なわない『TMコート』というコーティングが施されております。
専用のメンテナンスが必要であるため、ご納車後は最寄りのトヨタディーラーではなく、購入した店舗にご入庫いただくことになっております」(THE CROWN店舗スタッフ)
マット塗装されたクルマといえば、見た目はクールであっても塗装面のコンディションの維持するのは手間が掛かります。
青空駐車のまま停めておけば、あっという間に汚れが付着して落ちない…といったことにもなりかねません。
また、機械洗車は基本的に御法度など、かなりデリケートな塗装であることは確かです。
トヨタとしても、マット塗装の特性を理解したうえで、さまざまなユーザーの使い方にも配慮した方法を模索したことが想像できます。
マット塗装されたクラウンが発売されたことに驚きを隠せませんが、あきらかにこれまでとは異なるユーザーの心を掴んでいることは確かなようです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。
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