「204万円」で買える! トヨタ新「“5人乗り”コンパクトSUV」発表! リッター「約20キロ」&快適装備が進化! “シンプル外装×ブラック内装”の「ヤリスクロス X」最安モデルとは?
2025年2月27日にトヨタは「ヤリスクロス」の一部改良モデルを発表しました。なかでも最も安価なモデル「ヤリスクロス X(1.5リッターガソリン・CVT・2WD)」は、一体どのようなクルマなのでしょうか。
改良版「ヤリスクロス」の最安モデルとは?
2025年2月27日、トヨタはコンパクトSUV「ヤリスクロス」の一部改良モデルを発表しました。
なかでも最もリーズナブルなグレード「X(1.5リッターガソリン・CVT・2WD)」にも改良が施され、より使いやすい仕様へと進化しました。

ヤリスクロスは、トヨタが2020年に発表し、同年8月に日本国内で販売が開始されました。
同社のコンパクトカー「ヤリス」をベースに開発されながらも、SUVらしい力強いデザインや高い実用性を兼ね備えているのが特徴です。
プラットフォームには「GA-B」アーキテクチャを採用し、軽量かつ剛性の高いボディを実現。
ボディサイズは全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mmとコンパクトながらも、室内長1845mm×室内幅1430mm×室内高1205mmとヤリスよりも室内高が高く設けられ、コンパクトながら快適な空間を確保しています。
そんなヤリスクロスにはエンジンやトランスミッション、駆動方式の違いにより、多数のグレードがラインナップされていますが、なかでも最も安価なモデルなのが「X(1.5リッターガソリン・CVT・2WD)」です。
外観での特徴としては、車名プレート無しのドア下モールディングをまとうほか、205/65R16タイヤと16インチスチールホイールを装備。
シンプルかつ軽快な印象を演出しています。
ライトにはプロジェクター式ハロゲンヘッドランプとLEDテール&ストップランプが採用され、視認性とデザイン性を両立。
ボディカラーはモノトーンカラーの7色が設定されています。
内装では、ウレタン製のステアリングホイール、デジタルメーター、7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが標準装備されています。
シートレイアウトは2列シート5人乗りを採用し、シートには「U」グレードと同じくヘッドレスト一体型のファブリック表皮を採用。
リアシートは6:4分割可倒式となっており、長尺の荷物も積載可能です。
全体的にブラックで統一された室内デザインは、インパネ部分やシフトノブ周りなどもブラックアウトされ、シンプルで落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
安全性能も充実しており、トヨタ独自の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を標準装備。
衝突回避を支援するプリクラッシュセーフティ、車線逸脱を警告するレーンディパーチャーアラート、夜間の視界を確保するオートマチックハイビーム、道路標識を認識するロードサインアシスト、発進遅れを通知する機能などが含まれます。
さらに、駐車時の衝突被害軽減をサポートするパーキングサポートブレーキ(前後方静止物)や、誤発進抑制機能であるドライブスタートコントロールも備えています。
そして今回の一部改良で、ヤリスクロス X(1.5リッターガソリン・CVT・2WD)には、従来メーカーオプションだったドアミラーヒーター、ディスプレイオーディオが標準装備となり、利便性と快適性が向上しました。
これにより、寒冷地での視認性向上や、車内での操作性がよりスムーズになり、ドライバーにとって使いやすい仕様となっています。
パワートレインには、1.5リッター直列3気筒エンジンを搭載し、トランスミッションには「Direct Shift-CVT」を採用。
駆動方式はFFを採用し、燃費性能はWLTCモードで19.8km/Lを記録しています。
なお、ヤリスクロス X(1.5リッターガソリン・CVT・2WD)の価格(消費税込)は、204万6000円と、一部改良前(190万7000円)から13万9000円の値上げとなりました。
Writer: くるまのニュース編集部
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