“ハヤブサ”エンジン搭載のスズキ「キャリイ」公開! まさかの「1人乗り“軽トラ”」化でシルビアとも戦える!? 「カプチーノ」も混ざった「Predator」とは
AMENDはスズキの軽トラックをベースにしたドリフトカー「Predator」を「大阪オートメッセ2025」で展示しました。どのようなモデルなのでしょうか。
シルビアとも戦える軽トラ!?
AMENDは、2025年2月7日から9日にかけインデックス大阪で行われたかスタムカーイベント「大阪オートメッセ2025」で、軽トラックをベースに改造したドリフトカー「Predator」を展示しました。

大阪府河内長野市に本拠地を置くカスタムカーショップ・AMEND。2015年に設立されて以降、板金塗装や保険・修理に加え、ワンオフパーツの設計・制作、それにカスタムカーの製作などを行っています。
そのAMENDが「自分たちの技術を見せるため」として製作に挑戦したのが、ドリフトカー「Predator」です。ベースになったのは2005年製のスズキ「キャリイ」。言わずと知れた、ロングセラーの軽トラックです。
エクステリアでは、ヘッドライトやフロントグリルは外されているほか、後部タイヤ辺りは荷台を切断しています。
内装も完全にレーシングカーの装いで、カーペットやドアパネル、それに助手席は取り外され一人乗り仕様となっています。運転席に残ったシートは、5点ハーネスを採用した本格仕様です。また、ガラス部分もプラスチック製に変更しています。
そして、パワートレインにはかつてのスズキ「GSX1300R(通称ハヤブサ)」に使われていたW701エンジン。さらにスズキ「カプチーノ」の足回りを移植し、組み合わせています。
それでも車体重量は700キロを切っているとのこと。ただし、エンジン位置へのこだわりなどもあって、バックができない弱点があるそうです。
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この改造振りを見ていると、AMENDが「シルビアとも戦える軽トラック」とするのは誇張表現でなさそうです。キャリイをベースにしたきっかけについて聞くと「1日1回は街で見られる軽トラックを改造し、どんな性能になるのか試したかった」とのことでした。
会場の注目度も高く、多くの来場者がそのカスタムぶりに驚いていました。
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