「約106万円」から買える! スズキ最新「軽ワゴン」の最上級モデルとは? 「リッター25キロ以上」の低燃費&“専用パーツ”も魅力! 安全機能もグッドな「アルト HYBRID X 4WD」に注目!
スズキの軽ワゴン「アルト」のなかで最も高価なグレードである「HYBRID X 4WD CVT」は一体どのようなクルマなのでしょうか。
上質な走りと装備を備えた最上級「アルト」
スズキ「アルト」は、1979年から現在まで発売されているロングセラーモデルで、運転のしやすさ、使い勝手のよさ、経済性の高さを特長に、多くのユーザーから支持を集めています。
初代では、自動車業界初の全国統一車両本体価格を採用し、当時の軽自動車が60万円台だった中で、47万円という画期的な価格で登場。
現行モデルは2021年12月に登場した9代目となり、2023年11月には一部改良を実施しています。
そんなアルトですが、最も高価なグレードである「HYBRID X 4WD CVT」は一体どのようなクルマなのでしょうか。

現行アルトは「気軽」「安心」「愛着」をコンセプトに開発され、特にエクステリアは丸みを帯びた親しみやすいデザインを採用。
先代から引き継いだプラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」により、車重680kgという軽量化と高い剛性を両立しています。
数あるグレードのなかでも、最も高価な「アルト HYBRID X 4WD CVT」は、最新の機能や快適装備が充実している1台です。
HYBRID Xのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1525mm、ホイールベースは2460mmで、室内空間は長さ2015mm×幅1280mm×高さ1260mmと、他のグレードより室内長が55mm長いのがポイントです。
また、従来モデルと比較しても室内高と室内幅を拡大し、前席・後席共に広いヘッドクリアランスとゆとりあるショルダールームを確保しています。
最小回転半径は4.4mと、狭い道でも小回りの利く設計も魅力の1つです。
エクステリアにはLEDヘッドライトを採用し、両眼の間にはメッキガーニッシュが加飾されています。
足元には、8本スポークデザインの14インチアルミホイールを履いている点も、HYBRID Xの専用装備です。
ボディカラーは「フェニックスレッドパール」「ピュアホワイトパール」など豊富なラインナップで、オプションの2トーンルーフ仕様も合わせると、全12色が用意されています。
インテリアに関して、運転席にはチルトステアリングとシートリフターを採用し、ドライバーの体格に合わせた最適なドライビングポジションが設定可能です。
また、キーレスプッシュスタートシステムやフルオートエアコン、リモート格納機能付き電動格納式ドアミラーなど、利便性を高める装備も充実しています。
落ち着いた雰囲気の室内には、運転席と助手席にシートヒーターを標準装備し、寒冷地でも快適なドライブを楽しめます。
収納スペースも充実しており、大型のスマートフォンが収納可能なインパネセンターポケットをはじめ、インパネドリンクホルダー、グローブボックス、コンソールドリンクホルダーなどを配置。
ラゲッジスペースにはアンダーボックスも備え、使い勝手の良い室内空間となっています。
パワートレインには、最高出力49PS・最大トルク58Nmの660cc直列3気筒エンジン(R06D型)とリチウムイオンバッテリー、最高出力2.6ps・最大トルク40Nmのモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用。
このパワートレインと最適化されたCVTの組み合わせにより、HYBRID X 4WDではWLTCモード燃費25.7km/Lという優れた燃費性能を発揮しています。
また、アイドリングストップシステムやエコクールも搭載し、実用燃費を高める役割を果たしています。
安全面では、夜間の歩行者も検知可能なデュアルカメラブレーキサポートをはじめ、誤発進抑制機能や後退時ブレーキサポート、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能などを標準装備。
さらに運転席・助手席SRSエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグの6つのエアバッグも備え、高い安全性を確保しています。
なお、アルト HYBRID X 4WD・CVTの価格(消費税込、以下同)は150万400円と、一番安いグレードの「アルト A 2WD CVT」(106万4800円)と比較して、43万5600円の差があります。
日産のマーチみたいに好みが分かれるとは思いますが、見慣れてくるとオシャレです。