約30万円! ヤマハ「YZF-R15」が豪華すぎ! 「トラコン&クイックシフター」搭載の“エントリーモデル”!? めちゃパワフルな「VVAエンジン」搭載のスポーツバイクが印国でめちゃ売れてる!

ヤマハインド法人は2025年2月4日、スーパースポーツモデル「YZF-R15」の生産台数が100万台を突破したと発表しました。一体どのようなバイクなのでしょうか。

ヤマハのR-DNAを体現するエントリーバイク

 ヤマハインド法人は2025年2月4日、インド・スラジプール工場で生産されている、エントリークラスのスーパースポーツモデル「YZF-R15(以下R15)」の生産台数が100万台を突破したと発表しました。
 
 このモデルはヤマハのYZFシリーズのDNAを受け継ぎながら高いスポーツ性能と扱い易さを両立させた1台です。

インド仕様ではビビットなレッドカラーもラインナップ!
インド仕様ではビビットなレッドカラーもラインナップ!

 R15は2008年に初代モデルが登場し、インドや東南アジア市場で大ヒットしました。フルカウルスポーツモデルとして、スーパースポーツのYZF-R1やYZF-R6のデザインや技術などのR-DNAを継承しています。

 以降、改良を重ねながら進化し、現行モデルは2021年に発売された第4世代(V4)にあたります。

 現行モデルはインド市場での高級バイク需要に応え、多数の先端技術が搭載され、さらに支持を集めています。

 なお、日本では2023年からR15とR125を国内正規ラインナップとして取り扱いを開始しています。

 外装デザインは、R-DNA共通のアグレッシブでレーシーなデザインを採用し、LEDプロジェクターライトを搭載。フロントフェアリングは空力性能を向上させる形状で、高速域での安定感を高めています。タンクデザインもスポーティで、ニーグリップしやすい形状です。

 ハンドル周りでは、セパレートハンドルを採用し、ライディングポジションは前傾姿勢を意識したスポーツ仕様。デジタルメーターは視認性の良いLCDパネルを採用、ギアポジションやシフトライト、Bluetooth接続によるスマートフォン連携機能も搭載。先進的な装備が魅力です。

 足回りでは、倒立フロントフォークを採用し、高い剛性と安定感を確保。リアにはリンク式モノショックを装備し、コーナリング性能を向上させています。ブレーキにはディスクブレーキを前後に採用し、ABSも標準装備されています。

 パワーユニットは、最高出力18.4馬力・最大トルク14.2Nmを発揮する、155ccの水冷4ストローク単気筒エンジンを搭載し、VVA(可変バルブ機構)を採用。これにより低回転域でのトルクと高回転域でのパワーを両立し、スポーツ走行と日常使用の両方で優れた性能を発揮します。さらに、6速トランスミッションとアシスト&スリッパークラッチによりスムーズなシフト操作が可能です。

 機能面では、トラクションコントロール、クイックシフターが搭載され、エントリークラスでありながら上位排気量モデルに近い装備を持ち、高いスポーツ性能を発揮します。

 カラーバリエーションは、「レーシングブルー」「ビビッドマゼンタメタリック」「インテンシティホワイト」「ダークナイト」「メタリックレッド」の5色展開です。

グレードには、R15(V4)と上位モデルのR15M(DUAL ABS)2つがラインナップ。

 R-15の価格は18万3600インドルピー(日本円換算で約32万円)からです。

 インド仕様のR-15(V4)は日本仕様と基本的に同スペックですが、カラーバリエーションが豊富でボディカラーによってホイールカラーやデカールデザインまで異なります。手軽にスーパースポーツの楽しさを味わえるエントリーモデルとして、今後も高い人気を維持し続けるでしょう。

【画像】超カッコイイカラーリング! ヤマハ「R15」(インド仕様)(16枚)

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2件のコメント

  1. 世界的に見ても珍しい日本の4段階排気量別オートバイ免許制度。今や世界的オートバイ生産数を誇るタイ国を始めアジア圏内の諸国は排気量別免許制度はほとんど取られていません。「二輪免許」という一括りの枠で実施されています。

    米国では州ごとに州法が設定されており州法は国家の法律よりも優先されています。多州で「M1」「M2」の枠が実施されています。M1は排気量制限なしの免許枠、M2は150cc以下の免許枠です。

    欧州でもEU施行後免許が統一化され始め、多くの国で「A」「A1」「A2」枠です。A1は125cc以下の排気量。A2は35kW以下のエンジン搭載車。そしてAが出力や排気量関係なしの無制限枠です。

    日本の時代遅れの二輪免許制度がオートバイの開発や販売に大きな足かせとなっているようです。今後は250ccとか400ccは稀少車扱いされる時代が来るのかもしれません。

    日本が独自に決めた排気量別枠が自らの首を締める結果となってしまいました。今後はYZF-R15やYZF-R125のように海外で生産して海外から輸入するオートバイばかりになるのでしょうね。

    今、国内製造している人気の250ccもうかうかしていられません。

  2. アジアで250の人気が高く、また、海外メーカーも350とか400の
    ラインナップを増やしている昨今、なにゆえ250や400が稀少種扱いに?

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