“わずか4日”での受注停止!? 衝撃デビューのスズキ“5ドアカクカク”SUV! 新型「ジムニー“ノマド”」はシエラとナニが違うの? 比較して分かったコトとは

スズキ「ジムニーノマド」がついに国内デビューを果たしました。注文開始直後に販売計画を大幅に上回る5万台の予約が入り、早くも注文停止となるなど、その注目度は想像以上。「ジムニーシエラ」との違いを中心に、ノマドの魅力を詳しく見ていきます。

5ドア化で進化したボディサイズとデザイン

 スズキが2025年1月30日に発表した新型「ジムニーノマド(以下ノマド)」。海外では2023年にデビューしており、発売を心待ちにしていた人も多いのではないでしょうか。

 なおスズキ系ディーラーは2024年末より、「ジムニーシエラ(以下シエラ)」を注文していたユーザーに対し、ノマドへの切り替え希望を確認していたようです。その結果、多くのユーザーがノマドへの切り替えを希望したとのことです。

 さらに、2025年2月3日にはスズキが「ノマドの注文停止」を発表しました。同社によると、販売計画台数を大きく超える約5万台の注文を受けたため、一時的に注文受付を停止するとのことです。

5スロットグリルがメッキ!?
5スロットグリルがメッキ!?

 そんな衝撃のデビューを飾ったノマドは、シエラの5ドア版という位置づけですが、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。詳しく見ていきたいと思います。

 まず、ボディサイズですが、全長が340mm長くなり、全高は5mm低くなっています。全幅はシエラと同じサイズです。

 設計担当者は「5ドア化するにあたって、ジムニーというクルマのイメージを損なわないよう特に気を付けました。その結果、シエラより全長を340mm延ばすという結論に至りました」と話しています。

 外観の大きな変更点として、ドアは前後2枚ずつになりました。一見すると分かりにくいですが、前席用のドアはシエラよりわずかに幅が短くなっています。

「前後のドアをどのようなバランスで配置するかが、デザイン上最も苦労した部分」と設計担当者が語るように、ボディ全体のバランスは絶妙に仕上げられています。

 全長が伸びたことで、室内空間も大きく変化しました。

 まずラゲッジスペースですが、リアゲートから後部シートバックまでの距離はシエラの240mmに対し、ノマドでは590mmに拡大。荷室容量もシエラの59Lからノマドは211Lへと大幅に増加しています。

 後席の居住性も向上しました。後席のヒップポイントを後方に50mmずらし、シエラよりも広いレッグスペースを確保。さらに、ヒップポイントの高さを20mm上げ、座り心地を改善するためにクッション材を厚くしています。また、シエラでは荷室付近の壁面が鉄板むき出しでしたが、ノマドでは後席の快適性を考慮し、トリムが追加されています。

 5ドア化により、車両重量は100kg増加。それに伴い、見えない部分にも改良が加えられています。

 ボディ剛性を確保するため、ラダーフレームにクロスメンバーを1本追加。さらに、フロントブレーキのベンチレーテッド化、ATの高強度化、リアプロペラシャフトの大径化、フロントサスペンションのセッティングの見直しが行われました。

【画像】超カッコイイ! これが「ノマド&シエラ」の違いです!(44枚)

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