日産の「”超オシャレ”軽ワゴン」ついに市販化! 超カッコイイ「“高級”ジーンズシート」採用した「新モデル」! 起源となった「BEAMS」コラボの「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT」とは

さらに発展させて「SUV」モデルへ進化させて欲しい

 ルークス ビームス カスタマイズド コンセプトは、インテリアにもデニムが各所に使われています。

 総張替えをしたシートに使った生地は、BEAMSが実際に使っているデニムの裏地そのものだそう。ヘッドレストやシートの座面、フロアカーペットも実際のデニムでした。

足元のフロアマットはデニムの表地を、シート表面には裏地を表現し、日常の格好良さを表現したといいます
足元のフロアマットはデニムの表地を、シート表面には裏地を表現し、日常の格好良さを表現したといいます

 またドアスイッチやナビ周辺のパネルには、「タンポ印刷」という特別な工法を採用することで、デニム生地の模様を転写。ベースのルークスとはひと味ちがう「おしゃれな雰囲気」を増すことに成功しています。

 このまま市販化されても、若い女性を中心に大きな反響がありそうなルークス ビームス カスタマイズド コンセプト。

 話を聞いた日産の担当者は、ルークス ビームス カスタマイズド コンセプト市販化の可能性について、次のように話します。

「デニム生地をクルマのシートに使うには、難燃性や摩耗耐久性など様々な条件をクリアせねばならず、このまま商品として出すことはなかなか難しいです。

 しかし代替品として使える生地を探し、実際の商品として出すところまで頑張りたいです」

 そして、東京オートサロン2024の出展から1年弱が過ぎた2024年12月18日、日産はついにビームス監修の特別仕様車「ビームス エディション」を台数限定で発売すると発表しました。

 しかもルークスをはじめ、軽自動車「サクラ」「デイズ」や、「ノート」「セレナ」「エクストレイル」と、現在国内で売られる主要モデルに展開を広げて市販化されることになったのです。

 デニムを再現したシートカバーが採用されたほか、内外装にアクセントカラーやビームスのロゴを配するなど、コンセプトカー譲りのオシャレな仕上がりとなっています。

※ ※ ※

 市販化のプロトタイプといえるルークス ビームス カスタマイズド コンセプトですが、さらに、軽自動車界隈でいま注目を集めている「SUV風」に仕立てた「ルークスSUV」(仮称)をつくれば、さらに強豪のN-BOX JOYに対抗できるモデルに仕上がると考えられます。

 デニムが多く使われていることも、アクティブさをイメージさせてくれますし、他車とは違ったアクセントとして、かなり有効なのではないでしょうか。

 BEAMSもこのルークス ビームス カスタマイズド コンセプトについて「冒険的で意外性に満ち溢れた新たな軽自動車のイメージを提案します」としており、まさにSUVのイメージと合致します。

 次の発展形として、ぜひとも“ルークスSUV”の市販化にも期待したいところです。

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1件のコメント

  1. 個人的には
    逆にカッコ悪いと思います。
    せめてエンブレムのとこを
    ステッカーじゃない
    立体のBEAMSにして
    差し色はないほうが
    カッコいいかも

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