トヨタが超スゴい「新2ドアSUV」実車初公開! 現代版「ハイラックスサーフ」やん! “脱着ルーフ仕様”爆誕… 「市販化を!」望む声多し、米国で展示
まさかの「現代版ハイラックスサーフ」 どんな特徴がある? 現地の反響は?
このカスタムカーは北米市場で販売される2025年型4ランナー TRDリミテッドをベースとしており、パワートレインは「iFORCE」と呼ばれるT24A-FTS型2.4リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載します。
iFORCEモデルは最高出力278 hp/最大トルク429 Nmを誇りますが、これにモーターとハイブリッドシステムを組み合わせ、326 hp/630 Nmを叩き出す「iFORCE MAX」モデルも実際の市販モデルには設定されています。
制作を担当したのはトヨタのアメリカ法人内にある「トヨタ・モータースポーツ・ガレージ」で、同国におけるトヨタのモータースポーツ活動を支えている部門。
「南カリフォルニアの風を背に受けるビーチ・カー」をテーマに制作プロジェクトが進みましたが、それには多くの課題が立ちはだかったようです。
市販されている4ランナーは5ドアでルーフは一体化していますが、一方で初代4ランナーは2ドア、ルーフの脱着も可能でした。
その要素を取り入れるべく、2ドアでもドアとパワーウィンドウが作動することに。
加えて、後部座席へのアクセスを容易にするため前席を折りたたみ可能にしました。
このように、「目には見えない点での改良を施した」とプロジェクト責任者のマーティ・シュワーター氏は語ります。
CADと3Dプリントを用いて設計された専用ルーフは日本から直送され、ボディのデザインを損なわないように完璧にマッチした状態で調整がおこなわれました。
また、ルーフの脱着も1人でおこなえるコンパクトな設計となっているようです。
改良点はシャシ部にも及びます。
サスペンションやステアリング機構、フロントアクスルはこのカスタムカー専用設計となっており、リアの足回りは同じく北米で販売されている大型ピックアップ「タンドラ」のものを移植したとのこと。
BFグッドリッチのオフロードタイヤを履かせた17インチホイールは筋骨隆々なフェンダーとの調和を見せ、ビーチで遊ぶのにもってこいな1台が完成しました。
SEMAショー初日に実施されたブースツアーでお披露目された際も、ブースに集った来場者からは市販化を望む声が多く、今日のトヨタでは取り揃えていない2ドアオフローダーへの注目がいかに高いかを示しました。
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これ以外にも、トヨタの著名デザインスタジオ「CALTY」が担当したランドクルーザー250のバンカットカスタム。
ラットレッジ・ウッド氏がプロデュースした1JZ換装・ドリフト仕様の1994年型ハイラックスなど、他では見られないようなカスタムビルドがSEMAショーのトヨタブースを彩ります。
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