真っ暗な道でも気付かず走る「無灯火走行車」が減らない理由

自動車による死亡事故が1日の中で最も高くなるのが日没前後の時間帯といわれています。暗くても視界を確保するために点けるヘッドライトですが、夜間走行時にもかかわらず無灯火のクルマが多くなっていると問題になっています。

ヘッドライトの点灯タイミングを法制化

夜間ヘッドライト点灯イメージ(ホンダ オデッセイ 2003年モデル)

 2016年10月に道路運送車両の保安基準が改正され、2020年4月から販売される新型車から「オートライト機能」搭載が義務付けられました。

「オートライト機能」とは、走行中の車が周囲の明るさを検知して、自動的にヘッドライトを点灯/消灯してくれる機能のこと。日没時にクルマのヘッドライトが自動点灯することで、無灯火走行などによる事故防止に一役かってくれる機能です。

 義務化後のオートライト機能は、現状のオートライト機能とは異なるものになります。

 現状のオートライト機能は、ドライバーがオートモードを選んだ時だけ自動点灯をさせることができ、手動での切り替えも可能になっています。しかし施行後はON/OFF切り替えはできず、完全オートライトON状態のみとなります。

 また、点灯タイミングも変わります。現在設定されているオートライト機能は車種にもよりますが、センサーの強弱などで点灯タイミングを変えたり、自動車メーカー毎に異なる点灯タイミングとなっています。

 それが義務化後のオートライト機能は、点灯基準を“1,000ルクス未満の明るさとなった時から2秒以内に点灯”で統一されます。

 しかし、これで義務化適用後の夜間に無灯火走行車が無くなるというわけでもありません。2020年4月の段階では新型車(乗用車)からの義務化なので、それ以前に登場し生産されているクルマや商用車などは2023年10月までに搭載を完了すればよいことになっています。

 すでにお乗りのクルマなどはオートライト機能がなくても車検も通すことはできます。

 ここまででお分かりだと思いますが、古いクルマはそのままでも乗ることが可能なのです。オートライト機能が無くても、日没前には早期点灯を行い、安全な運転を心がけてください。

【了】

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Writer: くるまのニュース編集部

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