「うわぁぁぁ!懐かしい!」 平成に流行ったけど、令和で消えちゃった「クルマの装備」3選

令和に年号が変わってから5年が経過し、クルマも大きく進化しています。今回は平成に誕生し、令和の時代の始まりとともに消えていった、懐かしいクルマの装備について紹介します。

「懐かしい!」平成を代表するクルマの装備とは?

「平成」から「令和」へと移り変わり早5年…私達を取り巻くクルマ生活も大きく変わりました。
 
 31年間続いた平成には、多くのユニークなクルマの装備やアクセサリーが存在し、それらは時代の移り変わりと共に姿を消していきました。
 
 今回は平成に誕生し、令和の時代の始まりとともに消えていった、懐かしいクルマの装備を紹介します。

「懐かしい!」平成を代表するクルマの装備とは?
「懐かしい!」平成を代表するクルマの装備とは?

●CDチェンジャー

 平成を象徴するカーオーディオのひとつに「CDチェンジャー」があります。

 昭和の終わり頃、1980年代初頭には「FMチューナー内蔵型コンパクトカセットデッキ」が主流で、自分の好きな楽曲をカセットテープに録音して楽しむ時代でした。

 その後、技術の進化とともに、カセットテープからCDへと音楽の楽しみ方が変わり、カーオーディオにもCDプレイヤーが普及しました。

 CDチェンジャーは、特にクルマ好きにとっては必需品ともいえる存在。

 大きな箱型の装置がトランクルームに設置され、複数枚のCDを収納し、運転手はセンターコンソールのヘッドユニットで聞きたい曲を選び、CDが自動的に入れ替わる音を楽しんでいたものです。

 この「カシャン、ウィーン、カシャン」という音は、当時のカーライフの一部となり、多くのドライバーに愛されていました。

 しかし、平成の終盤に近づくにつれ、MD(ミニディスク)やMP3プレイヤー、さらにはストリーミングサービスが登場し、CDチェンジャーの役割は次第に薄れていきました。

 現代では、BluetoothやUSB接続、スマートフォンとの連携が主流となり、CDチェンジャーはもはや過去の遺物となっています。

 とはいえ、あの時代のドライブの楽しさを思い出すと、少しノスタルジックな気持ちになるのではないでしょうか。

●HIDライト

 平成のクルマのカスタム文化を語るうえで、「HIDライト」は外せないアイテムです。

 2000年代初頭、少ない消費電力で明るい光を実現できることから、HIDライトは多くのクルマ好きの間で人気を博しました。

 当時の市販車でも、上級モデルには標準装備されることが多く、その光の強さは夜間のドライブをより安全で快適なものにしました。

 しかし、技術の進化とともにLEDライトが登場し、その明るさや取り付けの簡単さから、HIDライトは次第に姿を消していきました。

 現在では、市販車の多くがLEDライトを標準装備しており、HIDライトは過去のものとなっています。

 それでも、かつて苦労してHIDライトを取り付けた経験を持つ人々にとっては、その時代の思い出として心に残っていることでしょう。

●ドリームキャッチャー

 平成の車内装飾の1つとして、ルームミラーに吊るされた「ドリームキャッチャー」が挙げられます。

 ドリームキャッチャーは、2000年代初頭に若者の間で大流行し、多くの車内で見かけることができました。

 このアクセサリーは、元々アメリカ先住民の間でお守りとして用いられ、寝ている子供を悪夢から守ると信じられていました。

 日本でドリームキャッチャーが広まった背景には、木村拓哉さん主演のテレビドラマ「ビューティフルライフ」(2000年1月16日から3月26日放送)の影響があり、劇中では、主人公がクルマのルームミラーにドリームキャッチャーを掛けていたことから、一気に人気が沸騰。

 多くの若者が木村拓哉さんへの憧れを持ち、真似をしました。

 しかしその流行も一時的なもので、平成が終わりに近づくにつれ、ドリームキャッチャーも徐々に姿を消していきました。

 現代ではあまり見かけなくなりましたが、車中泊や長時間のドライブを楽しむ人にとっては、再び注目されるべきアクセサリーかもしれません。

【画像】「うわぁぁぁ懐かしい!」 これが「平成のクルマあるある」です!(12枚)

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1件のコメント

  1. ドリームキャッチャーをぶら下げている人は、視界に揺れる物体が在ることで死角を作り、歩行者や自転車などの発見が遅れることを承知して取り付けている危険感受性の低い人。

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