「“2階建て”N-BOX」公開! 3.4m級ボディに「4人寝られる」! スライドドアもついて“マジ便利な”「軽スーパーハイトワゴン」登場
ホワイトハウスキャンパーが、ホンダの軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」をベースにしたキャンピングカーを「東京キャンピングカーショー 2024」に実車展示しました。どのようなクルマなのでしょうか。
ホンダ「N-BOX キャンパー仕様」登場!
2024年7月20日より2日間、東京ビッグサイトで「東京キャンピングカーショー 2024」が開催され、さまざまな個性を持ったキャンピングカーが並びました。
なかでもオリジナルのキャンピングカーの製造・販売を手掛けるホワイトハウスキャンパーが、ホンダの「N-BOX」をベースにしたキャンピングカーを実車展示しました。どのようなクルマなのでしょうか。
愛知県に本社をかまえるホワイトハウスキャンパーは、1988年に設立されたキャンピングカーの老舗ビルダーです。
今では“ポップアップルーフのパイオニア”として、トヨタ「ハイエース」「ノア/ヴォクシー」をはじめ、ホンダ「ステップワゴン」「N-VAN」など、幅広いニーズに対応したさまざまなキャンピングカーを展開しています。
今回のイベントでは、展示車両のひとつに2023年秋にモデルチェンジした最新型のN-BOXをベースにしたキャンピングカー仕様車「N-BOXキャンパーNEO」がありました。担当者は以下のように話します。
「N-BOXキャンパーNEOは、モデルチェンジ直後から開発を手掛け、2024年2月から販売しています。
4人乗りのクルマなので、4人で寝られる環境をつくれればと、上でも下でも寝られる車両として開発しています」
N-BOXキャンパーNEOのボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1930-1955mm。
ホワイトハウスの大きな特徴ともいえるポップアップルーフは、ガスダンパーにより簡単な操作で上下させることが可能。
ルーフはベッドボードを内蔵しており、ルーフベッドのサイズは、長さ1880mm×幅1020mm×高さ960mm。就寝定員は2名です。
開口が大きいためベッドボードを跳ね上げて車内で大人が立って着替えることもでき、チャック式の開口にて採光や、風も入れることができます。
また今回の展示から新たに、ホワイトハウスオリジナルの「エアベッド」をオプションとしてラインナップ。
エアベッドのサイズは長さ1800mm×幅1100mm、厚み10cmで、コード式のエアポンプで空気をいれるだけと手軽な工程で展開することができ、ヘッドレストを外さずにエアベッドを置くことが可能となっています。
会場で、実際に身長180cmの男性編集部員が座ってみても、エアベッドが凹むことなくベッドの厚みを維持していました。
エアベッドについて、前出の担当者は以下のように話します。
「ベッドマットはオリジナルで、エアポンプに空気を入れるだけと操作も簡単です。
使い勝手も良いので、ベッドだけで買っていかれる方もいますね。
すでに他社の軽ワゴンに乗っていて、このベッドマットを使用しているというお客さまもいらっしゃいます」
N-BOXキャンパーNEOのグレードは、通常の「POP」をはじめ、「POP HOT Package」「HOT Package」の3種類が設定されており、「POP」にはポップアップルーフに加えLEDの室内照明が備わります。
POP HOT Packageにはエアヒーター、サブバッテリー(42Ah)、走行充電システム、室内ソケット、室内照明、全窓プライバシーカーテンが備わり、エンジンを切っても暖かさを維持できる機能が装備されます。
なお、HOT Packageにはポップアップルーフは装備されません。
乗車定員は4名、就寝定員最大4名で、ベース車は自然吸気エンジン車(2WD/4WD)、ターボエンジン車(2WD/4WD)から幅広く選択可能となっています。
N-BOXキャンパーNEOの車両価格(消費税込)は、228万1400円から367万1800円です。
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会場ではN-BOXのほか、新開発となる電動ポップアップルーフを備えたスズキ新型「ジムニー5ドア」や、トヨタ「ノア」、ホンダ「ステップワゴン」「フリード」などホワイトハウスが展開するさまざまなキャンピングカーが並び、賑わいを見せていました。
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