”全長10m”の「3列6人乗りマシン」公開! 超豪華内装&画期的な「車幅広がる機能」がスゴイ! 走る家「アレグロブリーズ」の“お値段”とは
輸入自動車販売やカスタム、レストアなどを行うWOT‘S(ワッツ)が「ALLEGRO BREEZE 33BR(アレグロブリーズ 33BR)」を東京アウトドアショー 2024に実車展示しました。どんなクルマなのでしょうか。
価格8000万円! ラグジュアリーな「巨大キャンピングカー」とは
2024年6月28日より6月30日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「東京アウトドアショー 2024」では、アウトドアやレジャーシーンで活躍するさまざまなクルマが並びました。
なかでも輸入自動車販売やカスタム、レストアなどを行うWOT’S(ワッツ)が「ALLEGRO BREEZE 33BR(アレグロブリーズ 33BR)」を実車展示し、来場者の注目を集めました。どんなクルマなのでしょうか。
ワッツが扱うTIFFIN(ティフィン)社製のアレグロブリーズ 33BRは、会場で一際目立つ存在でした。
まず目を引くのがボディサイズで、全長10100mm×幅2500mm×高さ3560mmと、全長は10m超えと、大型観光バス並みの迫力あるサイズ感です。車両について、担当者は以下のように話します。
「このクルマはフルコンバージョンのジャンルになります。
うちではキャンピングカーがブームになる前から、もう17年くらい取り扱っていますね。
車幅や高さは大型観光バスと同じくらいですが、全長12m級の観光バスと比べると実はちょっと短いんです」
アレグロブリーズ 33BRは、専用のベースシャーシの上にボディ全体を架装したフルコンバージョンの種類になるといいます。
会場で実際に車内へ入らせてもらうと、ちょっとしたリビングのような広大な空間が広がります。そして両サイドにソファが2つ、一方には食事ができるテーブルも備わっています。
その奥には大型冷蔵庫や大画面の液晶テレビが設置され、キッチンにはダブルシンク、3口コンロ、電子レンジと家庭さながらの贅沢な装備です。
さらに車内を進むと洗面台、トイレ、シャワー、そして車内の一番奥にはベッドルームもあり、クイーンサイズを超えるベッドが備わっています。
車内はダークブラウンを基調とした家具に、ホワイトカラーのソファやシンクと柔らかい色味の室内となっており、落ち着いたラグジュアリーな空間となっていました。
こだわりのポイントについて、前出の担当者は以下のように話します。
「家具は質の良い木材を使っています。
また標準装備でエアコンもベッドルームとリビングの装備が全部ついて、実は暖炉も備わっています。
電力の供給もこだわっており、蓄電池を積みソーラーパネルでチャージするなど、工夫を凝らしています」
外観から車両を見ると、3か所が外側へスライドアウトされており、縮まると車内の通路はタイル1枚ほどになるといいます。
車両について担当者は、「6名乗車で、ソファに4人座って、運転席、助手席で2人。1家族での利用というイメージですね」と話します。
実はこのシリーズは全国で約40台ほど走っており、関東だけでも10台以上走っているとのこと。利用するユーザーについて、担当者は以下のように教えてくれました。
「このサイズだと駐車場など入れる場所も限られますが、すでに乗られている方は情報通で、この大きさでも入れる場所をみんなで共有し、情報交換しているようです。
また多くの方は金曜日の夜に、仕事が終わって食材なども買い込んでクルマ通りが少ない夜に動かれるケースが多いですね。
観光地では意外と見かけることもありますよ」
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運転は、中型免許で可能とのこと。
担当者によると「ご夫婦で運転されるケースや、旦那さんが免許を返納して奥さんが乗ってらっしゃるという方もいます」と話していました。
アレグロブリーズ 33BR 2024年モデルの価格は8118万円(消費税込)と案内されています。
当日の会場では圧巻の迫力とラグジュアリーな仕様に興味深く眺めるユーザーが集まるなど、多くの注目を集めた1台となっていました。
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