トヨタに「最新クラウン“ミニバン”」存在!? 3列シートの「超豪華内装」に「王冠マーク」がカッコイイ! 2000万円超えの「最高級モデル」とは

トヨタ「クラウン」にミニバン仕様があります。一体どのようなクルマなのでしょうか。

「クラウン」なのに日本で売ってない「ミニバン」!?

 トヨタ「クラウン」はトヨタのラインナップ中でも高級車に位置しています。現行型は16代目で、従来の4ドアセダンに加え、「クロスオーバー」「スポーツ」「エステート」と計4タイプの展開となりました。
 
 しかし実はこのほかに、クラウンの名を冠する最新の「ミニバン」もあるのです。一体どのようなモデルなのでしょうか。

「クラウンミニバン」あった!?
「クラウンミニバン」あった!?

 トヨタ「クラウンヴェルファイア」は、トヨタの中国における合弁会社 一汽トヨタが2021年から販売している最高級ミニバンで、名称の通り高級ミニバン「ヴェルファイア」の中国仕様車です。

 中国には、一汽トヨタと広汽トヨタの2つの合弁会社があります。このうち一汽トヨタはかねてよりクラウンシリーズを中国で販売しており、クラウンの名称が高級車ブランドとしての地位を築いています。

 そして、2023年6月には、現行型の3代目ヴェルファイアが登場すると同時に、クラウンヴェルファイアも中国でデビューしました。

 中国の法規に合わせて左ハンドル仕様となっているなどの違いはありますが、基本的にはヴェルファイアと同一です。

 一方で、フロントグリルやボディサイドBピラーにクラウンのアイデンティティである「王冠エンブレム」を配置したほか、リアには王冠エンブレムはないものの、左右のテールレンズをつなぐ中央ガーニッシュ部には「CROWN VELLFIRE」のロゴが大きく取り付けられました。

 なお、パワートレインは2.5リッターハイブリッド+電動四輪駆動(E-Four)のみとなっており、ラインナップは「デラックスエディション(豪華版)」、「プレミアムエディション(尊貴版)」「スプリームエディション(至尊版)」の3タイプを設定。

 中国での価格は、89万7000元(約1966万円)から92万9000元(約2037万円)と、日本におけるヴェルファイアの新車価格である655万円から892万円よりも大幅に高額です。

※ ※ ※

 このクラウンヴェルファイア以外にも、一汽トヨタでは大型SUV「クラウンクルーガー」を展開。北米をはじめ中国でも展開される大型SUV「ハイランダー」とは兄弟車にあたります。

 プラットフォームは「RAV4」や「ハリアー」などでも採用されているTNGAプラットフォーム(GA-Kプラットフォーム)を採用。

 ワイド感を演出するロアグリルや3連LEDヘッドライトがフロントフェイスに存在感を持たせており、クラウンシリーズらしく、グリル中央には王冠エンブレムが輝きます。

 これらの2台は名前こそクラウンと名乗っていますが、ベース自体はクラウンとは無関係の車種で、日本国内での販売予定はありません。

 その一方で、「クラウン」のブランド力は日本以外でも強い存在感を放っており、こうして中国でも一流モデルとしてのポジションを確立しているのです。

【画像】超カッコイイ! これが「クラウンミニバン」です! (86枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー