ワイパーも効かない! 激しい「ゲリラ豪雨」に対抗する「事前準備」あった! クリアな“視界”確保する「ウラ技」とは

「超撥水タイプ」は究極のガラスコーティングだがデメリットも

 最後は「超撥水タイプ」と呼ばれるもので、水滴がガラス面に全くつかないというシリカ成分を含んだコーティングです。

 このコーティングはシリコーンタイプやフッ素タイプと全く異なり、ガラスの表面に蓮の葉の表面のような微細な凹凸を形成することで、水滴がフロントガラスについても付着せず「跳ね返し」ます。

 そのためワイパー作動が不要とうたわれるなど、停車中でも雨が降っていることを感じさせないぐらいに水滴を寄せ付けず、視界確保にはベストと言えるタイプです。

事前の「撥水コーティング」作業が面倒という人にはガラスに吹きかけるだけの「スプレータイプ」もあります[画像はイメージです]
事前の「撥水コーティング」作業が面倒という人にはガラスに吹きかけるだけの「スプレータイプ」もあります[画像はイメージです]

 ただし、コーティングすることでガラスの表面に凹凸を形成しており、コーティングした面に手で触れるとコーティングが簡単にとれてしまうほど繊細で、ワイパーの作動も一切できません。

 もちろん豪雨であってもワイパーを作動させる必要はないのですが、誤って作動してしまえばコーティングがとれてしまいますので、注意が必要です。

 加えて、効果が約10時間~数日という非常に短いという点も弱点となります。

 そのため、豪雨が予想されるなかでどうしても出かけなければならないという切羽詰まった場合など、短時間でもしっかり視界を確保したいタイミングに使用するのが良いでしょう。

 ガラスのコーティング剤については、成分の違いのほかに「施工方法」による違いもあります。

 基本的にはガラス表面の汚れや油分を「油膜落とし」などでしっかりと落とし、その後、ガラス表面にコーティング剤を塗り広げて乾燥させるという方法が一般的です。

 施工する際は専用のワイパーやスティック状のボトルで塗り広げるほか、ウェットティッシュ状の繊維で窓を拭く要領で拭き上げる簡易施工タイプもあります。

 なお、しっかり施工するのも面倒だし、施工後にメンテナンスをするのも手間であるというドライバーにおススメなのは、雨が降ってきた際にガラスに吹き付けるだけのスプレータイプです。

 また撥水剤入りのウォッシャー液や、撥水剤がワイパーゴムに含まれている撥水ワイパーというものもあります。

 いろいろありすぎでどれを選んで良いのか難しいところですが、手間をかければよりしっかり視界を確保できるという傾向があるので、自分がどのくらいの手間で妥協するのかでどのタイプにするか決める手もあります。

【画像】「えっ…!」これが高速道路で「絶対やってはいけない」行為です!(30枚以上)

画像ギャラリー

1 2 3

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

2件のコメント

  1. そこまでして走りたいのか?

  2. で「ウラ技」って?
    で「フッ素タイプ」の耐久性はいかに?
    そこは自分で調べろってコトですか?
    事前に解らないから「ゲリラ」って言うんですよ、
    解ってたら用意できますけどね―?!

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー