「ホテル代が浮くしサイコー!」 軽自動車で「大人4人」寝れる!? どこでも“カンタン”に「車中泊」できる! 身近な「軽キャン」とは

近年のキャンピングカーは手頃な価格で手に入る軽自動車タイプから、映画に登場するような全長8メートルを超える大型車両まで、様々な大きさや形のクルマが存在します。そのなかで最近人気の「軽キャンパー」とは一体どのようなクルマでしょうか。

キャンピングカーは大きいクルマだけじゃない!

 そのなかで最近は手頃な「軽キャンパー」が人気を博しています。
 
 一体どんな種類があり、その魅力とはどのようなものでしょうか。
 
 なかには軽自動車ながら大人4人で寝られるモデルも存在するようです。

手頃な価格の「軽キャンパー」に注目が集まる
手頃な価格の「軽キャンパー」に注目が集まる

 キャンピングカーのイメージとして、ボディサイズが大きくて車内は家のように造りこまれているイメージがありますが、実際には手頃な価格で手に入る軽自動車タイプから、映画に登場するような全長8メートルを超える大型車両まで、その大きさや形は様々です。

 キャンピングカーは大きく分けて3種類あります。

 軽自動車をベースにした「軽キャンパー(軽キャンピングカー)」は、軽トラックや軽バンを改装したもので、主に大人2人までの利用に最適です。

 荷物は多く積めませんが、近距離の旅行や気軽なアウトドアにぴったりで、ホンダ「N-VAN」や「N-BOX」、スズキ「エブリイワゴン」などがベースモデルとして活用されています。

 次に「バンコンバージョン(バンコン)」と呼ばれるタイプは、バンやミニバン、ワゴンをベースに内装を改装したキャンピングカーで、大人4人までが快適に過ごせるレイアウトが特徴で、トヨタ「ハイエース」や日産「キャラバン」などがベース車両として人気です。

 また、「キャブコンバージョン(キャブコン)」は、キャブ付きシャシにシェル(車室空間)を載せたもので、大人4人以上でも広々と過ごせる居住空間が特徴です。

 最近の傾向として車中泊を楽しむ人が増え、特に価格が手頃な軽キャンパーが人気を博しています。

 エアロパーツ、ドレスアップブランドのダムドでは、スズキ「エブリイ」をキャンピングカー仕様にカスタマイズした「EVERY little D. HAZEL edition(エブリイ リトル・ディー ヘーゼルエディション)」があります。

 EVERY little D. HAZEL editionは、タレントの田村淳さんのYouTubeチャンネル「アーシーch」内のキャンピングカー製作プロジェクトで製作された車両です。

ダムド製ボディキットをベースに、ナッツ製ベットキットやポップアップルーフ、プラスライン製40mmリフトアップキットなどが装着されています。

 この車両は東京オートサロン2023で公開され、現在では「EVERY little D」としてキット化して市販されており、ベース車両はスズキ「エブリイバン」と「エブリイワゴン」から選択可能となっています。

 なおコンプリートキットの価格(消費税込)は38万2800円からです。

 愛知県名古屋市にあるホワイトハウス キャンピングカー事業部が手掛けた「N-VAN COMPO」は、「N-VAN」をベースに空間を最大限に活かし、シンプルなタイプから家具や家電が充実したタイプまで揃っています。

 さらに、ポップアップルーフという拡張スペースを使えば、大人2名が就寝できるベッドスペースが確保でき、室内でも立ち上がることが可能です。

 これにより、4名が就寝できるコンパクトな空間が実現します。

「N-BOX NEO」もポップアップルーフ仕様があり、4名の就寝が可能です。

 普段は通常の「N-BOX」として使用し、週末には車中泊を楽しむという2つの使い方ができるのが魅力です。

 これらのベース車両となるN-VANやN-BOXは、自然吸気エンジンとターボエンジン、駆動方式も選択可能となっています。

 価格(消費税込)は、N-VAN COMPOが240万1300円から、N-BOX NEOが228万1400円からです。

※ ※ ※

 キャンピングカーの魅力は、何と言っても「時間に縛られない自由な旅」ができることです。

 近年では車中泊が可能な施設も増えていたり、手軽にレンタルできるお店もあったりなど、ますます車中泊需要が伸びていくことが期待されます。

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3件のコメント

  1. 白バイ、パトカーのスピード違反は誰が、取り締まりをするのか?

  2. 車中泊にも多様性が出てきたけど、この様なギリギリの車内での車中泊で道中事故を起こした場合、違反項目が増える事はないのだろうか…。
    狭いとは言わなくても、体が休まるだけのスペースがあるかと考えたら甚だ疑問。

    メーカーとしても快適性以前に最低限仮眠・就寝として必要なスペースは確保出来ていると言う建前なんだろうが、多人数での車中泊の結果事故に繋がると言うケースがそろそろ出てきてもおかしくない。
    直接的な因果関係の立証は難しいかもしれないが、車中泊を伴う事故を想定した法改正が必要なのでは?
    この記事のタイトル自体が安全運転を犠牲にしても宿泊費を浮かせようと言う安直な考え方に繋がりかねないし、実際軽キャンでも何でも多少無理をした車中泊が増えてきていると思うと悲惨な事故が起こる前に法律で対策出来るのでは?

  3. 眺めで考えて、金銭的に合うか?車両価格が400万円なら3万円/1泊と考えて、1人で133泊。二人で66泊。年間4買い2泊の旅行をしたとして、16年間。そんなに軽車両の寿命は無いだろうから、日本1周でもしない限り、必要なし、という結論か?好きな人はどうぞ・・・。

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