日産の新型「小さな高級車」公開! “大胆顔”「コンパクトSUV」のデザインに込められた意味とは? オシャ内装&タフ外装の「新キックス」米に登場へ
2024年3月23日に世界初公開された、新型「キックス」。今夏、北米市場で発売を予定していますが、そのデザインにはどのような意味が含まれているのでしょうか。
日産新型「キックス」のデザインはどうやってできた?
2024年3月23日に世界初公開された、新型「KICKS(以下新型キックス)」は、今夏、北米市場で発売を予定しています。その大胆なフォルムが生まれた経緯が、2023年5月1日にシニアデザイナーのコメントを交えて公開されました。
キックスといえば、日本では三菱「パジェロミニ」のOEM車(KIX)として2008年に登場し、その後2016年には、2代目となるキックス(KICKS)が登場しています。しかし、こちらはコンパクトSUVです。
そんなキックスの3代目となる、新型モデルが2024年3月22日に世界初公開。こちらも引き続きコンパクトSUVとなりました。
新型キックスは、ストリートで映える“高級スニーカー”のような洗練されたデザイン、優れた機能性、そして高い安心感をもたらす4WDシステムを備え、コンパクトクロスオーバーのレベルをさらに高めたモデルに仕上がっています
室内空間は乗員の快適性とラゲッジスペースの確保を両立しながらも、ボディサイズは、全長4366mm×全幅1800mm×全高1625-1630mmとコンパクトなボディサイズを維持しています。
パワートレインは、最高出力141馬力・最大トルク190Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒エンジンに、最新のエクストロニック・トランスミッションを組み合わせています。同パワートレインはレスポンスに優れたトランスミッションと力強い低中速トルクを発生するエンジンにより、高速道路での追い越しなどで余裕のある加速を実現します。
そんな新型キックスですが、その名には英語のスラングで「スニーカー」の意味があります。
新型キックスにもスニーカーをヒントにしたデザイン要素が盛り込まれていますが、そこにたどり着くには試行錯誤の連続だったと日産のシニアデザイナーであるケン・リー氏は語ります。
「私たちが伝えたい最大のメッセージは俊敏性とタフネスです。それを踏まえて新型キックスのデザインコンセプトを決めるにあたり、世界各国のデザインスタジオ間でコンペをしました。ただ決定打がなく、改めてゼロからアイデアを募ることにしました。
そうして出てきた案がアメリカンフットボールの選手です。新型キックスを真正面から見るとわかりやすいと思いますが、大きく丈夫そうなフェンダーは、アメフト選手のショルダー部、丸みを帯びたキャビンはヘルメットがヒントになっています」
スニーカーについては次のように言及しています。「スニーカー文化を見ると、たくさんの活気、エネルギー、新しいアイデアが溢れています。たとえば新型キックスのロッカーパネルにあしらったクロスハッチパターンは、スニーカーのソールからインスピレーションを得たものです」
エクステリアについては大胆かつタフであることを表現しながら、インテリアについては、それとは異なるアプローチでデザインしたといいます。「外の世界から守られている繭(まゆ)のようなイメージです。快適さと安心感を第一に考えると同時に、上質なスニーカーがそうであるように感触にもこだわりました。インストルメントパネルの中央を横切るフィニッシャーは一見、カーボンファイバー製に思われるかもしれませんが、実際は手触りの良いソフトタッチ素材です」
デザイナーたちが情熱を注ぎ込んだ新型キックスは、カジュアルなスニーカーではなく、ハイエンドなスニーカーだとのこと。未だ日本での展開については触れられていないキックスですが、2代目は日本でも展開されていることから、その登場を期待せずにはいられません。
今後の動向に注目です。
Vモーショングリルって名前だっけ?
セレナが好調に売れてデザインに自信もったのかもしれないけど、お世辞にも格好いいとは思えない。
好みの問題だから個人差はかなり大きいのだろうけど、日産車が売れているのは主にePowerの出来の良さによるところが大きいんじゃないかと思ってて、デザインさえもう少しマシなら、自分も日産車に乗り換えたいと思っています。
旧車で5年コーティングしたが光沢があまりなかった。オート洗車のせいかも知れない。今回の車では1年用グラスコーティング(キーパー)をガソリンスタンドでやってもらった。今後は全て手洗いして、3年以上は持たそうと考えている。