水平対向エンジン×MT設定アリ! 新型「スポーツ“クーペ”」初公開! 公道走行は“オプションで可能”な「RR1」米に登場
米国の新興自動車メーカーであるRezvani Motorsは、ポルシェ「911」をベースにしたカスタムカー「RR1」を発表しました。「モダンとクラシックの融合」をうたうこのクルマについて、詳細を見てみましょう。
モダンでクラシックな最大750馬力を発揮するレーシングカー「RR1」!
米国の新興自動車メーカーであるRezvani Motorsは、ポルシェの名車「911(992型)」をベースにしたレーシングカー新型「RR1」を発表。50台限定で販売すると発表しました。その詳細について見てみましょう。
Rezvani Motorsは、米国の北西部に本拠地を置く自動車メーカー。同社の新たなデザインブランド「Rezvani Retro」から発表したのが、ポルシェ「911」ベースのレーシングカーである新型RR1です。
ボディサイズは全長4700mm×全幅1887~1962mm×全高1296mm。ボディ素材にはカーボンファイバーを使用しています。
エクステリアに目を向けると、フロントデザインが大きく変わっています。911でお馴染みの丸いライトから鋭い四角形のライトに換装。愛嬌あるカエル顔から鋭い印象のデザインになっています。
また、エアインテークをボンネットや側面などに追加。さらに、ボディと一体となったリアウィングを搭載し、よりスポーティな印象に仕上げています。
パワートレインには3つのバリエーションを展開します。まず1つ目が3リッターの水平対向6気筒ターボエンジン。最大550馬力を出力し、7速マニュアルトランスミッションかポルシェ独自の「PDK」と組み合わせられます。駆動方式は後輪駆動です。
2つ目が4リッターの水平対向6気筒自然吸気エンジンです。最大565馬力を出力し、6速マニュアルトランスミッションかPDKを選択可能。こちらも後輪駆動を採用します。
そして最大750馬力を発揮するのが3.8リッターの水平対向6気筒ターボエンジン。こちらはPDKとの組み合わせのみを用意し、駆動方式は全輪駆動となります。その性能は高く、停止状態から時速60マイルまで約2秒で到達するそうです。
生産台数は全世界で50台限定となります。現在は予約受付中。初期生産の5台だけは14万9000ドル(約2300万円)からの提供となるそうです。
公式サイトでは、RR1を「過去のアイコンから得た時代を超えるインスピレーション、それに最先端の技術と利便性を組み合わせています」と評しています。
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ポルシェ「911」を原型にしつつ、よりシャープなデザインに仕上げた「RR1」。サーキット専用車ではありますが、オプションによって一般道を走行できるように、変更することもできるそうです。
935へのオマージュが成功していて、リヤ周りがめちゃくちゃカッコいい✨