マツダ新型「“3列”SUV」世界初公開へ! 全長5mの「FRマシン」は日本導入へ! 直6採用? 価格は340万円? 新型「CX-80」どんなモデルとなるのか
マツダはドイツにおいて、新型「CX-80」を4月18日に発表すると予告。2024年5月より先行予約を開始し、秋から正式に発売されるようですが、その新型CX-80とは、どのようなクルマになのでしょうか。日本導入も期待される同車を予想します。
新型「CX-80」まもなく世界初公開へ! どんなクルマになる?
マツダはドイツにおいて、新型「CX-80」を4月18日に発表すると予告しました。2024年5月より先行予約を開始し、秋から正式に発売されるようです。では、その新型CX-80とは、どのようなクルマなのでしょうか。
新型CX-80は、マツダが「ラージ商品群」と呼ぶクロスオーバーSUVです。「ラージ商品群」とは、従来のFFプラットフォームではなく、新たに開発されたFRプラットフォームを使うのが特徴です。
価格も、従来からあるクロスオーバー「CX-5」などよりも上に位置します。車種的には、2022年にデビューした「CX-60」が第一弾となり、それ以外に「CX-70」、CX-80、「CX-90」がラインナップされる予定で、今のところ、全部で4モデルです。
これらの4モデルは、2つのボディタイプと、2つのシートタイプが用意されています。ボディは標準とワイドの2つで、シートは2列と3列シートです。これを組み合わせて、標準ボディの2列シートがCX-60、ワイドボディの2列シートがCX-70、標準ボディの3列シートがCX-80、そしてワイドボディの3列シートがCX-90となります。そして、標準ボディは日本と欧州、ワイドボディが北米などで販売されます。
以上の要件をまとめると、以下のようになります。
CX-60:標準ボディ/2列シート/日本・欧州で販売
CX-70:ワイドボディ/2列シート/北米で販売
CX-80:標準ボディ/3列シート/日本・欧州で販売
CX-90:ワイドボディ/3列シート/北米で販売
つまり、新型CX-80」は、すでに日本国内で販売されているCX-60の3列シート・バージョンとなります。過去に販売されていた3列シートのクロスオーバーである「CX-8」の後継車とも言えます。
ただし、CX-8はFFプラットフォームでしたが、今度はFRプラットフォームになります。
ドイツのマツダによるリリースには新型CX-80のもう少し詳しい説明があります。
「全長は約5000mm、ホイールベースは3000mm超。全長はCX-60より約250mm長く、ホイールベースも同程度延長している。2列目シートは独立した2つのキャプテンシートで、3列目は折り畳み式」であるといいます。
ちなみに、日本で販売されるCX-60のサイズは、全長4740mm×全幅1890mm×全高1685mmでホイールベースが287mmです。これに全長とホイールベースそれぞれに25mmプラスすると、全長が4990mmに、ホイールベースが3120mmとなります。
過去に販売されていたCX-8は、全長4925mm×全幅1845mm×全高1730mmで、ホイールベースが293mmでした。つまり、新型CX-80は、CX-60よりも長く、過去のCX-8よりも、若干大きいことがわかります。
またドイツのマツダは、新型CX-80は「欧州で販売するマツダ車で最も広い室内空間」を持つ「ドイツのマツダのフラッグシップ」になると説明しています。
デザインは、一部しか公開されていませんが、ヒントは他にあります。マツダは、同じラージ商品群のCX-90(北米仕様)を2023年2月に発表しています。
また、2024年1月には、CX-70(北米仕様)も公開しています。それを見ると、バンパー周りのデザインに違いはありますが、グリルとライト周りには、既存のCX-60との統一感があります。
それを鑑みれば、新型CX-80だけが異なる顔つきになるはずもないため、新型CX-80のグリル回りは、CX-90に近いものになるのではないでしょうか。
ちなみに、マツダはラージ商品群のパワートレインに関しては、仕向け地ごとに異なるものを用意すると説明しています。欧州はプラグインハイブリッドを中心に直6のガソリンとディーゼルの48Vマイルドハイブリッドなどを提供。北米にはガソリン・エンジンのターボを。そして、日本には直列6気筒のディーゼルと48Vマイルドハイブリッドの組み合わせと、プラグインハイブリッドを導入するとアナウンスしていました。
もしも、ドイツで発売される新型CX-80のパワートレインが、今売っているドイツ仕様のCX-60と同じであれば、日本でCX-80が発売されるときも、同様になるのではないでしょうか。
つまり、日本で発売される新型CX-80は、日本で発売済みのCX-60と同じ、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドが用意されるというわけです。仕様によって、価格の幅が広くなるため、買いやすいはず。価格はCX-60よりも高く設定されるのでしょうから、340万円スタートになるのではないでしょうか。
どちらにせよ、CX-8なき今、日本市場において、マツダには3列シート車が存在しません。一刻も早い日本への導入を期待しましょう。
80の写真、動画からの切り抜き2枚だけかよ。しかもわかりづらい。
ロングノーズの分室内寸法小さくなってないんかな。
ヨーロッパのCMがyoutubeのひでぽんちゃんねるで公開されてます。
CX-60とほぼ同じ・・・