日産「2ドア ハコスカGT-R」実車展示! いま「いくら」で買える? オリジナル状態保つ「極上個体」とは

2024年4月12日-14日に開催された「オートモビル カウンシル2024」では、三重県の「ヴィンテージ 宮田」が複数のハコスカGT-Rを展示。そのうちの1台を見てみます。

ハコスカGT-R…“1度は憧れる”

 世界中のクルマ好きが憧れる存在といっても過言ではない「ハコスカGT-R」。
 
 近年は状態が良い個体であれば、ゆうに1000万円を超す価格で取引されています。
 
 そんなハコスカGT-Rですが、3800万円で売りに出されていた個体がありました。

ヴィンテージ 宮田が出展していた「スカイラインGT-R(1972年式)」
ヴィンテージ 宮田が出展していた「スカイラインGT-R(1972年式)」

 ハコスカは、3代目スカイラインの相性として知られています。

 そして日産のハイパフォーマンスを表す「GT-R」が初めて設定され登場したのがこのハコスカGT-Rです。

 スカイライン自体の歴史は1956年にはじまりますが、初代と2代目は日産と合併する前のプリンス自動車による開発でした。

 その後、プリンス自動車と日産が合併した後1968年に登場したのが3代目スカイライン、そして1969年に初代スカイラインGT-Rです。

 ハコスカは、その角ばった箱のような見た目から「ハコスカ」の愛称で呼ばれます。

 そして今でも熱烈なファンが多いハコスカGT-Rは、大きくわけて前期型と後期型た、さらには2ドアと4ドアなどいくつかの仕様が存在。

 近年では国産スポーツカーの市場価格が高騰しており、ハコスカGT-Rも同様に高値で取引されています。

 今回、2024年4月12日-14日に開催された「オートモビル カウンシル2024」では、三重県の「ヴィンテージ 宮田」が複数のハコスカGT-Rを展示。それぞれに値札が付いていました。

 そのひとつは、1972年式のシルバーなボディカラーが印象的な2ドアハードトップの個体です。

 見た目はオリジナルの度合いが保たれています。内装もシート・ステアリングはそのまま。

 ボディ、足回りはオーバホールされ、レストア済みです。

 心臓部に鎮座する2リッター直列6気筒DOHCエンジン(S20型)は、各部仕上げられ、トランスミッションは5速MTを搭載しています。

 実際に会場でこの個体を見た来場者からは「状態が良いね」「憧れる、1度は乗ってみたい」という声が聞かれました。

 なおこのハコスカGT-Rは、会場にて3800万円の値が付けられて販売されていました。

 その他にも白いボディカラーをまとった同じく1972年式のハコスカGT-Rも展示・販売され、こちらは3500万円の値が付いてます。

 なお三重県から出展していたこともあり、ブースではクルマ以外にも伊勢名物の「赤福」も販売されていました。

【画像】「えっ…!」3800万円!? すごいハコスカGT-Rの画像を見る!(30枚以上)

【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー